オープンカンファレンス「京都基本構想(仮称)」の開催について
京都市は、今に至るまで大切にしてきた価値観や文化を礎に、新たな「京都基本構想(仮称)」の策定に取り組んでいます。これを受けて、京都の未来を見据えたオープンカンファレンスが開催される運びとなりました。このイベントでは、様々な視点から京都市が果たすべき役割や今後の可能性について議論が行われます。
カンファレンスの詳細
このカンファレンスは、2025年9月24日(水)午後5時から6時30分まで、京都市の東山区にある「ザ ソウドウ 東山 京都」にて開催されます。定員は50名と限られており、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。申込期間は2025年8月19日から9月16日までとなっておりますので、興味のある方は早めに申し込むことをおすすめします。
参加方法は、専用の申込フォームから行うことができ、玉川道からもアクセスが可能です。参加希望者は、URL(https://kyotovision2.peatix.com)を訪問し、申し込みを完了させてください。
イベント内容
カンファレンスでは、特に「京都基本構想(仮称)から読み解く価値多層社会」をテーマにしたトークセッションが予定されています。登壇者には、京都の哲学研究に深く関与している専門家や、市長など多様な立場の方々が集まります。具体的には、一般社団法人京都哲学研究所の共同代表理事である出口康夫氏、澤田純氏、ハーバード大学から野村将揮氏、そして京都市長の松井孝治氏が参加します。モデレーターは医療に関わる占部まり氏が務めます。
京都哲学研究所の取り組み
一般社団法人京都哲学研究所は、京都の歴史と文化を元に多様な価値観を提案し、国際の舞台での運動体を形成することを目指して去年の7月に設立されました。多様な人々が参加することで、京都の未来に向けたシンボルとなることを期待されています。この研究所はさらに、京都市が掲げる世界文化自由都市宣言を基にしており、文化を軸にした都市経営を進める計画も進行中です。
「京都基本構想(仮称)」の重要性
京都市が今後25年のビジョンを展望する中で、この「京都基本構想(仮称)」は非常に重要な位置づけを持っています。都市理念を位置付けるために、文化と経済、そして市民生活を結びつける新たな政策が求められています。この構想によって、地域に根ざした文化の保護や、より創造的な未来の育成を図っていく意気込みが示されています。
お問い合わせ情報
参加に関する詳細やご質問がある方は、京都市の総合企画局都市経営戦略室へご連絡をお願いします。電話番号は075-222-3030です。このカンファレンスは、京都市民をはじめ、多くの方にとって新たな知見を得る貴重な機会として期待されていますので、ぜひご参加ください。