欧州16カ国からの学生が日本の外交政策を学ぶ「MIRAI」プログラム開催

対日理解促進交流プログラム「MIRAI」欧州の学生が来日

外務省が推進する「MIRAI」プログラムにより、欧州16カ国からの学生たちが日本にやってきます。彼らは、日本への理解を深めるための多様なプログラムに参加し、文化や外交に関する知識を積み重ねます。この交流は、参加学生だけでなく、日本側にも多大な影響を及ぼすことが期待されています。

プログラムの概要

「MIRAI」は、日本政府が支援する対日理解促進の一環です。2024年11月6日から11月12日にかけて実施されるこのプログラムには、アイルランド、英国、フランス、ドイツなどの大学生・大学院生16名が参加します。彼らは東京都と埼玉県を訪れ、日本の社会、外交政策、安全保障について幅広く学ぶことが目的です。

プログラムの内容

このプログラムでは、まず外務省や防衛省による講義に参加します。外務省では日本の安全保障政策について学び、防衛省では自衛隊の役割について知識を深めます。また、JICA（国際協力機構）による人間の安全保障に関する取り組みの講義も予定されています。これにより、参加者は日本の外交政策を多角的な視点から理解することが可能です。

更に、慶応義塾大学では、同世代の学生や教授陣との交流が図られます。外交や安全保障をテーマにしたワークショップや意見交換を通じて、多国籍の学生が繋がり、相互理解を深める貴重な機会となるでしょう。