キッチン満足度調査
2023-10-31 10:40:01
キッチン・バスの日 帰宅者のキッチン満足度を徹底調査!
概要
2023年11月2日は「キッチン・バスの日」。この特別な日に、自宅のキッチンに対する居住者の満足度を探る調査が行われました。調査は2023年10月23日にインターネットを通じて実施され、全国の持ち家に住む25歳から64歳までの既婚女性3,000人を対象に、キッチンの使い勝手や設備に関する意見を収集したものです。
調査結果
調査の結果、持ち家に住む人々のキッチンに対する満足度は比較的高いものの、年数が経つにつれてその満足感が低下する傾向があることが明らかになりました。
満足点
まず満足点のランキングでは、「作業スペースの広さ」「三口以上のガスコンロ」「IH」が上位にランクインしました。これに対し、満足度の低い項目としては「作業スペースの狭さ」「収納からの物の取り出しにくさ」「換気扇・レンジフードの使い勝手の悪さ」があげられました。
具体的には、現在のキッチンを使い始めてからの年数についての調査では、5年未満の人が26.2%、5年以上10年未満が20.1%、10年以上が53.7%と、過半数以上が10年以上経過していることがわかりました。年数ごとでの満足度を見ると、5年未満の居住者は「満足」と答えた人が34.3%、10年未満では34.1%と、強い満足感を示しました。
不満点
しかし、年数が経つにつれて満足度が下がるというデータも無視できません。特に「作業スペースが狭い」という意見は5年未満でも46.1%、そして10年未満では55.2%が不満を感じるとの結果になりました。これは、収納や動線にも影響を及ぼすことがあります。長期間にわたる使用を見越したプランニングが重要です。
後悔しないキッチンの設備選び
職人社長の平松明展氏が「後悔しないキッチンの設備選び」について語ります。
作業スペース
幅広い作業スペースの確保は、効率的な料理の基本です。道具や器具のサイズを確認し、ゆとりのあるスペースをデザインすることが必須です。また、十分な照明は作業性を向上させ、目の疲れを軽減する助けともなります。
動線計画
動きやすさを最優先にした「ワークトライアングル」を意識したキッチン配置が有効です。冷蔵庫、シンク、コンロの動線を短く保つことで、効率よく作業できます。
収納の工夫
収納については、機能性を重視した計画が求められます。使用頻度の高い物を手の届く位置に配置し、パントリーの設置も選択肢です。また、ストック場所の奥行きを工夫し、不要な買い物を防ぎましょう。
換気扇・レンジフード
清掃が面倒な換気扇は、自動洗浄機能付きの製品を選ぶことで手間を省くことが可能です。
吊戸棚の利用
吊戸棚はスペースを圧迫しがちで、固定資産税にも影響するため、なるべく使用しないことを推奨します。
食洗機と浄水器
食洗機やビルドイン浄水器を選ぶ際には、機能性や手間を考慮した上で最適なものを選びましょう。
結論
キッチンは家庭生活において重要な空間です。調査を元に、長期的に満足度の高いキッチンを実現するためのポイントを押さえ、後悔しない選択をしていきましょう。プロのアドバイスを取り入れながら自分だけの快適なキッチンを創り上げてください。
会社情報
- 会社名
-
平松建築株式会社
- 住所
- 磐田市小立野350-3平松建築株式会社
- 電話番号
-
0538-74-3343