新穂高ロープウェイ中間エリアのリニューアル概要
名古屋鉄道と奥飛観光開発が共同で進める新穂高ロープウェイの中間エリアに関するリニューアル計画が発表されました。この計画は、さらなる魅力向上を目指し、訪れる方々に特別な体験を提供することを目的としています。「自然と共鳴できる体験時間を味わい尽くす」と設定されたコンセプトのもと、北アルプスの雄大な自然を感じることのできる場を提供します。
リニューアルの背景
新穂高ロープウェイは、中部山岳国立公園内に位置し、豊富な自然資源を持つエリアです。リニューアルは、名鉄グループ中期経営計画に基づき、地域の魅力を高める活動の一環として進行中です。環境省主導の「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」などと連携し、世界水準の山岳リゾートを目指しています。
リニューアル計画の詳細
1. 中間エリアの開発計画
リニューアルの第一歩として、しらかば平駅の1階は新たに「TSUMUGI STORE」として生まれ変わります。ここでは、飛騨の特産品を中心にした多彩な商品がそろい、落ち着いた雰囲気の中でお買い物を楽しむことができます。また、アウトドアブランドの「mont-bell」商品も取扱う予定です。
新店舗のオープン日は2025年10月1日。205㎡の面積を持ち、お客さまには特別な体験を提供します。
2. 自然散策路と屋外空間
中間エリアの開発の一環として、全長1.5kmの自然散策路も新たに整備され、植物観察のサインを設け、学びながら自然を感じられる空間が作り出されます。訪れた方々は、丸太渡りや木のオブジェを楽しみながら、リラックスできる休息の場として利用することが可能です。オープン日は2025年度内を予定しています。
3. 今後の展望
今年度の冬には山頂エリアのリニューアルが完成し、2026年度以降のさらなる改善計画も進行中です。中間エリアの魅力の向上に向けた取り組みは継続し、最後には山麓エリアの改装も検討されています。詳細については、後日お知らせされる予定です。
終わりに
新穂高ロープウェイの中間エリアのリニューアルは、自然と触れ合うことができる新たな体験を提供し、多くの訪問者にとって忘れられない思い出となることでしょう。奥飛騨の美しい大自然を背景に、自分自身を豊かにする体験を準備しています。