加計学園とアドベンチャーワールドの協力協定
2025年6月6日、学校法人加計学園(岡山理科大学や倉敷芸術科学大学を含む)及び学校法人広島加計学園(英数学館など)と、アドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズが新たに連携・協力協定を締結しました。この協定は、人や動物、自然すべての命が輝く社会の実現を目指し、教育機関とエデュテインメントの力を融合させるものです。
協力協定の背景と目的
協定の締結により、加計学園グループが持つ動物・環境に関する豊富な知識と、アドベンチャーワールドの“いのちの美しさを感じる体験”が結びつきます。具体的には、心が動く体験を通じて、生命の尊さや保護の重要性を広めることを目的としています。この取り組みは、未来を担う人材が自然と動物に対する理解を深め、地域社会にも貢献できるように育成されることを目指しています。
協定の内容
この協定で取り決められた内容は次のとおりです。
1.
イベントの企画立案: 双方の持つ資源を活用し、教育的なイベントを共同で企画します。
2.
生命の尊さの啓発: 動物の保護や生命を尊重するための啓発活動を推進します。
3.
インターンシッププログラム: 学生たちの受け入れを通じ、実践的な人材育成を行います。
4.
人的・知的交流: 教育機関と実践の場との知見の共有を推進します。
5.
その他の合意事項: 協定の目的を達成するために、追加の内容が合意されます。
協定調印式の概要
調印式は岡山理科大学にて行われ、加計学園からは理事長と専務理事が出席し、アワーズ側からは代表取締役社長と経営企画室のゼネラルマネージャーが参加しました。この式典では、協定書の調印、各代表者の挨拶、記念撮影がおこなわれ、多くの関係者の期待が寄せられました。
加計学園の使命
学校法人加計学園は、1961年に設立され、教育を全国規模で展開しています。保育から大学まで多様な教育機関を持ち、国際交流にも力を注ぎ、グローバルな人材育成を目指しています。特に、動物や環境問題に取り組む学部の設置は、社会における新たな価値観を育むために重要な役割を果たしています。
アドベンチャーワールドとSDGs
アドベンチャーワールドは「いのちを見つめ、問い続ける」ことをテーマに、全ての命が幸せで満ちた未来を目指すパークです。SDGs(持続可能な開発目標)に則った取り組みを行い、自然や資源が循環する未来の社会を創造する責任を担っています。教育プログラムを通じて、訪れる人々に生命の大切さを伝えていくことを強く意識しています。
このように、加計学園とアドベンチャーワールドの協力協定は、教育と実践の場を接続し、全ての生き物が共存し輝く社会の実現に向けた大きな一歩となることでしょう。