大屋根リング記念式典が大阪で開催
2024年9月13日、大阪・関西万博会場のシンボルである「大屋根リング」の記念式典が行われました。このイベントは、世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」の木造部分がつながったことを祝うために開催されたものです。式典には、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の理事や、会場デザインプロデューサーである藤本壮介氏、さらには大阪・関西万博の参加プログラム「TEAM EXPO 2025」の共創パートナーである立命館大学の書道部が出席しました。
式典の流れと内容
記念式典は、夢洲・大屋根リングのスカイウォークにて、12時40分から約15分間行われました。式典は主催者の挨拶から始まり、十倉雅和会長が公益社団法人2025年日本国際博覧会協会を代表して挨拶をしました。続いて藤本壮介氏が挨拶を行い、大屋根リングの構想やその意義について述べました。両者の言葉には、大屋根リングが大阪・関西万博の象徴として果たす役割への期待が込められていました。
次に、立命館大学書道部による書道パフォーマンスが披露されました。学生たちが力強い筆致で描き上げた作品は、「いのち輝く輪をつなごう!」というテーマに沿っており、万博への思いが感じられるものでした。
参列者の顔ぶれ
式典には、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の主要人物が出席しました。十倉会長をはじめ、事務総長の石毛博行氏、副会長の松本正義氏、宮部義幸氏、吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長など、地域の重要な役割を果たすメンバーがそろいました。また、建設を担当する共同企業体からも代表者が出席しており、施工事業者への敬意が表されました。
万博開幕に向けて
式典の最後には、出席者全員でのフォトセッションが行われ、参加者たちは一緒に写真を撮影しました。十倉会長は、万博の開幕まで200日余りとなったことに触れ、万博協会として万全の体制で準備を進める所存を述べました。
この記念式典は、大屋根リングが大阪・関西万博で果たす役割への期待感を高め、今後の万博に向けた盛り上がりを予感させるものでした。