西武線沿線サミット実行委員会が主催する「第14回西武線沿線サミットフォトコンテスト」が、今年の8月29日まで開催されています。このコンテストは豊島区や清瀬市、所沢市、飯能市、秩父市、そして横瀬町などが協力して成り立っています。平成24年からスタートしたこのイベントは、地域の魅力を広く知ってもらうことを目的としています。
今年度のコンテストでは特に注目すべきテーマが設定されており、「未来」と「過去」の2つの視点から作品を募集しています。このテーマは、西武鉄道池袋線の開業110周年を記念したもので、「110年後に残したい西武線沿線の風景」と「あなたの思い出の西武線沿線の風景」という2つの視点で表現してください。
応募資格はアマチュアに限られ、作品は西武線沿線の名所やイベント、風景を題材とする必要があります。電車や駅が映っていない作品でも問題ないため、日常の何気ない瞬間や観光地ならではのシーンも大歓迎です。区の担当者は、「多くの方の参加をいただき、地域の活性化につながることを期待しています」とコメントしています。
応募は、当日消印有効の8月29日が締切です。数々の素晴らしい作品が集まった後、審査は日本写真家協会会員の関口照生氏と実行委員会によって行われ、最優秀賞1点、入賞作品10点、審査員特別賞1点が選ばれます。入賞作品の中から、西武鉄道賞を受賞した作品は、子どもたちに配布される乗車記念カード(スマイルカード)にも利用されることが決まっています。
昨年度の受賞作品には、最優秀賞に輝いた「残照・一本桜」、豊島区長賞に選ばれた「奉納」が含まれ、多くの人々の心を打ちました。これらの結果からも、コンテストが地域の文化や風景をテーマとしていることが想像できます。
興味がある方は、ぜひ西武線沿線のとっておきの瞬間をカメラに収め、応募してみてはいかがでしょうか?詳細は豊島区の公式サイトをチェックしてください。