乳酸菌とプロトン凍結
2025-04-12 10:23:06

プロトン凍結技術が開く未来の乳酸菌とバイオ産業の革新

プロトン凍結技術が開く未来



沖縄に拠点を置くアンリッシュ食品工業株式会社は、バイオテクノロジー分野での新たなステップを踏み出しました。この企業がプロトングループの一員として取り組んでいるのは、乳酸菌を中心としたプロバイオティクス製品と、その品質向上に大いに寄与するプロトン凍結技術です。2025年2月、この技術を応用した凍結機がアメリカ・アイオワ州の企業に導入されることが決定し、国内外での食品産業の変革が期待されています。

プロトン凍結とは



プロトン凍結機は、菱豊フリーズシステムズによって開発され、食品の細胞を破壊せずに保存する次世代の冷凍技術です。その特許技術は、均等磁束と電磁波、そして冷風を組み合わせており、高鮮度を維持しながら凍結を行います。この方法により、従来の冷凍技術に比べ、品質や栄養素を保ちながら食品を長期間保存できるのです。

技術導入の背景



アメリカのバイオ企業は、乳酸菌製品の研究・製造を行っており、そこでプロトン凍結技術が期待されている理由は明確です。乳酸菌はその特性から生産過程での歩留まりや品質が非常に重要であり、これらを向上させるためにプロトン凍結が役立つと評価されています。具体的には、凍結時間の短縮や製造工程の最適化がもたらす効果があり、これにより事業の成長が期待されています。

今後の展望



この納品を足がかりに、プロトングループは乳酸菌以外にも発酵食品や医薬品分野でのプロトン凍結技術の応用を目指しています。特に、国際的なプロバイオティクス市場に向けた品質向上と新たな市場開拓に積極的に取り組んでいくとのこと。また、新たにライフサイエンス分野での応用研究にも着手することで、さらに多様な活用が期待されています。

グローバル展開の実績



プロトングループは、これまでに北米やアジア、ヨーロッパ各地への凍結機の販売実績があり、海外でのブランド展開や冷凍食品の輸出においても手堅い基盤を築いています。近年では、海外の有名レストランでの食イベントに参画し、その場でプロトン凍結技術を活用した新たな美食体験を提供するなど、支援サービスの充実にも力を入れています。

まとめ



プロトングループの取り組みは、国内外での食品業界において革新をもたらすものです。特に、プロトン凍結技術がアメリカのバイオテクノロジー業界に導入されることで、日本の優れた技術を活かした新たな可能性が広がります。今後も、食品の保存方法が一変し、さらなる品質向上が期待される中、プロトングループは挑戦を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社菱豊フリーズシステムズ
住所
奈良県奈良市大宮町6-3-10 藤本ビル
電話番号
0742-36-9056

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