コネクティ、CMSoDにAI翻訳機能「ローカライズAI」リリース - グローバル展開を加速

株式会社コネクティは、企業向けのクラウドCMS「Connecty CMS on Demand(CMSoD)」に、AI翻訳機能「ローカライズAI」を新たにリリースしました。

CMSoDは、グローバル展開する企業向けの機能として、多言語対応を強化しており、今回の「ローカライズAI」のリリースにより、より効率的かつ効果的な多言語コンテンツの生成を可能にしました。

「ローカライズAI」は、世界32言語に対応するAI翻訳サービス「DeepL」の技術を活用することで、各国の文化や特性に合わせた多言語コンテンツを生成します。これにより、企業は、グローバルなWebサイトを迅速にローカライズし、世界中のユーザーに統一されたデジタルエクスペリエンスを提供することができます。

また、「ローカライズAI」には、翻訳用語集機能も搭載されています。これにより、企業は自社独自の用語や専門用語を登録することで、サイト全体で統一された翻訳表現を実現することができます。

さらに、「ローカライズAI」は、ニュースや製品情報など、頻繁に更新される動的コンテンツの翻訳にも対応しています。AIによる自動翻訳により、翻訳作業の負担を軽減し、迅速な多言語コンテンツの配信を可能にします。

コネクティは、今後も「ローカライズAI」をはじめとする機能の開発を進め、企業のグローバル展開を支援していくとのことです。
コネクティがリリースした「ローカライズAI」は、グローバル展開する企業にとって非常に魅力的な機能です。DeepLのAI翻訳技術を活用することで、これまで時間とコストがかかっていた翻訳作業を大幅に効率化することができます。

特に、多言語対応が課題となっている中小企業にとって、本機能は大きな助けになるでしょう。

しかし、AI翻訳はあくまでも補助的なツールであり、翻訳品質の担保には、人間のチェックが不可欠です。企業は、AI翻訳を活用する際に、翻訳品質の確認を徹底し、正確な情報がユーザーに伝わるよう注意する必要があります。

また、AI翻訳は、文化や慣習、言葉のニュアンスなどを完全に理解することはできません。そのため、翻訳後のコンテンツは、必ずネイティブスピーカーによる確認を行うことが重要です。

「ローカライズAI」は、グローバル展開を加速させるための強力なツールですが、その使い方を間違えれば、誤った情報や不適切な表現がユーザーに届いてしまう可能性もあります。企業は、AI翻訳のメリットとリスクを理解した上で、適切な運用を行い、グローバルなコミュニケーションを成功させる必要があります。

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