浜松高校生の挑戦
2026-06-22 10:42:53

浜松の高校生が防災カルタ制作で国際共生教育を推進

浜松の高校生が防災カルタ制作で国際共生教育を推進



浜松市のオイスカ浜松国際高校で、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトによる「防災カルタプロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、静岡トヨタ自動車の助成を受け、2026年6月21日に行われた高校生リーダーシップ研修会がきっかけとなっています。この取り組みは、地域の防災教育を強化し、多様な文化的背景を持つ人々が共に生きるための知恵を育むことを目的としています。

防災カルタプロジェクトとは?


このプロジェクトは、「やさしく、楽しく、実際に使える防災教育」を目指しています。参加した高校生たちは、日本国内だけでなく、災害リスクを抱える世界各地の人々にも役立つ防災メッセージをカルタを通じて伝えようとしています。本事業は、静岡県内にその多くの外国籍ルーツの住民が暮らしていることを踏まえ、言語や文化の違いを乗り越えるための一助ともなります。

多文化共生と防災教育


静岡県は南海トラフ地震など、様々な災害リスクに直面しています。幸いにも浜松地域には多クロス文化の住民が住んでいますが、災害時には言葉や文化の壁が避難行動を困難にすることがあります。この課題を解決するため、高校生たちは「防災カルタ」を制作し、誰もが理解しやすい防災情報を盛り込むことで、避難所の生活や地震、津波、火災の備えに関して学び合うことを目指します。

カルタの内容と特徴


制作されるカルタには、以下のようなテーマが含まれます:
  • - 避難所での過ごし方
  • - 地震・津波・火災への備え
  • - 車社会における避難時の注意点
  • - 地域の助け合いの重要性
  • - 親しみやすい日本語やイラストでの防災情報

このカルタは、防災を「自分ごと」として考える教材として機能し、特に日本語を母語としない人々や小さな子どもたちに対して理解を深める助けとなることを目指しています。

なかよし学園プロジェクトの背景


なかよし学園は、これまでに世界各国で教育支援や災害支援活動を行ってきました。特にコンゴ民主共和国での火山災害支援や、ネパールにおける防災教育プログラムは高く評価されています。これらの活動から得た知見を生かし、静岡の地域問題を解決するモデルとして展開されるのが今回の防災カルタプロジェクトです。

今後の展開


浜松から静岡県内そして海外へと、なかよし学園は防災カルタ制作ワークショップや体験会を展開予定です。最終的には完成したカルタを静岡県内の学校や日本語教室、外国人支援団体で使い、さらには海外の地域に届けることで、日本の防災知識を世界と共有する循環型のモデルを構築していきます。

参加する高校生の意義


このプロジェクトの特徴は、ただ防災知識を学ぶだけではなく、高校生たちが地域の課題を理解し、自ら教材を制作するという点にあります。彼らは防災を自分たちの身近な問題として捉え、クリエイティブな方法で表現することで、地域のリーダーとしての役割を果たしていくのです。

中村雄一代表は「災害は誰にでも起こり得るもので、そのリスクはすべての人に平等に降りかかるわけではありません。地域のリーダーとして防災の意識を高め、困難な状況に直面する人々を支援するための取り組みが、このプロジェクトの根幹です。」と強調しました。このようにして、浜松の高校生たちが積極的に地域防災教育に貢献する姿勢は、多文化共生の新たな可能性を切り拓くことでしょう。

結論


ただのイベントではなく、地域で作られ、他の地域や海外に広がる「CoRe Loop」なかよし学園プロジェクトによる防災カルタは、未来の防災教育に一石を投じる新しい取り組みとして注目されます。このプロジェクトは、防災を考える若者たちによる「今、自分にできること」として、更なる社会のつながりを生み出し、誰ひとり取り残さない安心・安全な社会の実現を目指しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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