武井祥平が表紙に登場！デザイン誌AXIS最新号の魅力を紹介

デザイン誌「AXIS」最新号の魅力

デザイン愛好者必見の「AXIS」の最新号が、2025年7月1日に発売されます。今号の特集は、未来のインハウスデザインに迫る内容が盛り込まれており、その中心にいるのが武井祥平氏です。彼はnomenaの創設者として、独自のデザイン哲学を持ち、社内デザインの新しい可能性を試みています。

COVER STORY：武井祥平とnomenaのデザイン観

武井祥平は、エンジニアでありデザイナーとして、業界に新たな驚きと感動を提供するnomenaを率いています。彼の活動は、デザイナーや企業が抱えるアイデアを技術面で支え、魅力あふれる表現へと昇華させることに重きを置いています。その結果、数多くの話題となる作品を世に送り出す陰の立役者として、その影響力は年々増しています。2024年には毎日デザイン賞を受賞し、今後の彼の活動にはますます目が離せません。

特集テーマ：インハウスデザインの新たな時代

今回の特集は、「インハウスデザインの2025年モデル」をテーマに、企業が変化する中でデザインがどのような役割を果たすのかを考察します。市場の動向や組織の変化に伴い、デザインは表面的なものから、より深い構造や意味を持つものへと進化していることが明らかになります。特に注目すべきは、インハウスデザイナーが技術と社会、個と組織の関係を行き来しながら、新たな創造や組織のモデルを創出している点です。

イントロダクション：デザインの価値を探る

特集の初めでは、インハウスデザインの重要性や、なぜ今再び脚光を浴びているのかについて触れています。日立製作所でデザインに携わってきた丸山幸伸氏や、戦略デザイナーの佐宗邦威氏が語るデザイン経営の未来が、企業成長にどのように貢献するのかを掘り下げています。

富士フイルムの革新技術

また、富士フイルムの「構造色インクジェット技術」は、色素を使わずに新たな素材表現を可能にしています。この技術を駆使した企画展「IMPRESS」では、注目のデザイン事務所STUDIO BYCOLORとのコラボも実現し、最新のデザイン潮流を感じることができます。

メルカリのデザイン組織再設計

さらに、メルカリではインハウス組織の再設計が進められ、CXO制度の導入とともに連携体制が強化されています。持続可能な成長や普遍的なUXを追求するメルカリの戦略が、どのようにデザインと結びついているのか、2024年にCXOに就任した成澤真由美氏のインタビューも掲載されています。

インハウスの基本を探る

フリーランスで活躍するプロダクトデザイナーが、インハウスで培ったチカラと経験をどのように生かしているのかについても焦点が当てられています。個々のデザイナーがそれぞれの背景に基づいてどのように成長しているのか、さまざまな声に耳を傾けています。

組織と個人の新しい関係

社会全体が柔軟な働き方を求める中で、インハウスデザイナーたちは自身のキャリアを如何に築いているのかも議論されます。特に、最近のあらゆる職場におけるリモートワークの普及がもたらした影響と新たなキャリア形成のあり方に注目が集まっています。これからのデザインの未来を作り上げていく若い世代の視点も重要です。

資生堂クリエイティブを継承

また、資生堂クリエイティブに関する特集もあり、日本におけるデザインと広告の流れがどのように継承されているのか、3年間の活動を通じて探ります。

最後に、デザイン組織が企業文化をどのように支えるプラットフォームとして進化しているかについても触れ、今後のインハウスデザインの使命を探ります。

この特集を通じて、デザインが持つ意味や価値、そしてそれが未来にどのように貢献するのかという視点を得ることができるでしょう。