学校法人中央大学とNTT東日本の新協定
2025年10月1日、学校法人中央大学とNTT東日本株式会社東京西支店は、
「社会的孤独・孤立者早期発見の取り組みに関する協定」を締結しました。この協定は、社会の変化によって深刻化している孤独や孤立の問題を解決するために、早期に兆候を把握し、適切な支援を行うことを目的としています。
孤独・孤立問題の背景
現在、高齢者や若者、生活困窮者といった支援が行き届きにくい層に特に焦点を当てています。これらのグループは、孤独や社会的孤立による影響を受けやすく、早期の対策が求められています。この協定では、
データドリブン型手法を用い、孤独・孤立の兆候を科学的に分析・予測し、当事者に適した支援を提供します。
協定の主な連携事項
協定に基づき、中央大学とNTT東日本は以下の取り組みを行います:
1.
ヒアリングの実施:孤独・孤立の問題に関連する各種ノウハウを持つ関係者へのインタビューを行い、その知見を集約します。
2.
データ分析:取得したデータをもとに、孤独・孤立の兆候に関する分析を行います。
3.
イベント開催:孤独・孤立対策に向けた啓発や啓蒙のためのイベントを開催し、地域社会への認知度を高めます。
4.
EBPMの推進:証拠に基づいた政策立案(EBPM)を進め、関連機関へ提案を行うことで、より効果的な対策を講じることを目指します。
各者の役割
この協定において、両者の役割分担は以下のようになります:
- - 学校法人中央大学:実フィールドでのノウハウを有する関係者へのヒアリングや孤独・孤立対策に向けたイベントの実施を担当します。
- - NTT東日本:同様のヒアリングを行うほか、分析や孤独・孤立対策のイベント開催、EBPM推進に向けた提案などを行います。
今後の展開
中央大学とNTT東日本は、地域に根ざした協力を進めることで孤独・孤立者の早期発見に努め、この社会課題の解決に向けた具体的な取り組みを進めていきます。相互の専門性を活かした連携を通じて、より効果的な支援活動が展開されるでしょう。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願いいたします。
Mail:nishi_soumu-tokyo-div-gm(at)east.ntt.co.jp
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