2024年4月21日、練馬区で開催された「照姫まつり」は、地域の人々が集まる重要なイベントとして、今年も多くの来場者を迎えました。この祭りには、ウォータースタンド株式会社の池袋営業所が参加し、給水スポットを設置しました。そして、来場者の約800名から「マイボトルとプラスチック削減に関するアンケート」に回答をいただき、その結果が注目されています。
照姫まつりについて
照姫まつりは、1988年から始まり、練馬区の二大まつりの一つに数えられています。毎年、4月の第四週の日曜日に行われ、2024年の第37回を迎えた今年は、約5万3千人もの来場者がありました。このような大規模なイベントは、地域の結束を強める貴重な機会となっています。
アンケート結果の概要
アンケートは799件の有効回答があり、水分補給の方法として最も多く選ばれたのは水道水で292件、次にペットボトルが264件という結果でした。また、参加者の多くが「不要だと思う使い捨てプラスチック」として、ペットボトルを4番目に選びました(246件)。これは、プラスチックごみに対する意識が高まっていることの証左と言えるでしょう。
マイボトルの普及に対する取り組み
参加者からは、マイボトルを持参する人が548件、またやってみたいと考えている人が413件という声が多く聞かれました。しかし、マイボトルの普及には「ボトルが荷物になること」(417件)や「給水できる場所が少ない」(260件)という課題も存在しています。これは、マイボトルの普及の壁となっている問題です。
マイボトル利用促進のための意見
参加者からは駅(475件)、コンビニ(319件)、職場(302件)、学校(268件)などに給水スポットがあれば、マイボトルの利用が増えるとの意見が寄せられています。給水スポットの寸断は、マイボトルを使う意欲を妨げている要因の一つです。自身のライフスタイルを見直し、持続可能な選択をするための新たなソリューションとして期待されます。
社会貢献と未来へのビジョン
ウォータースタンド株式会社は、30億本の使い捨てプラスチックボトルの削減を目指し、地方公共団体や教育委員会とともに「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。今後も自治体や地域の事業者との連携を強化し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく方針です。
最後に
参加者の声から、マイボトルの利用促進には多くの課題があることが分かりましたが、同時にそれを解決するための意欲も高まっています。私たち一人ひとりの行動が、プラスチック削減と環境保護に繋がると信じています。これからも地域の活動に注目し、SDGs達成に貢献していきたいですね。