日本初の外国籍トラックドライバー向け技能試験共同開催
最近、特定技能に関する新たな施策が打ち出され、日本初となる外国籍トラックドライバー向けの技能試験が海事協会と共に実施されました。これにより、深刻な人手不足が叫ばれる物流業界への外国人労働者の参入が期待されています。
2024年問題の背景
物流業界は、2024年問題という深刻な課題に直面しています。この問題の発端は、働き方改革関連法によるトラックドライバーの労働時間の規制です。結果、ドライバーの不足が予測され、国土交通省は2024年以降に約20万人のドライバー不足を見込んでいます。そのため、物流の停滞やコストの増加が現実味を帯びています。
特定技能制度の導入
このような状況下で、2024年に「自動車運転」が特定技能の対象分野に追加されました。今まで以上に外国籍の労働者がトラックドライバーとして活動できる道が開かれ、業界の人手不足を解消する新たな手段として期待されています。
当社の取り組み
当社は、この特定技能制度の導入時から関係省庁や業界団体との意見交換を重ね、物流業界特有の課題に対する解決策を提案できる体制を整えています。この共同開催の技能試験は、物流業界が新たな人材を迎え入れるための大きな一歩となるでしょう。
支援機関としての先駆的な試験実施
当社が海事協会と共に行った外国籍トラックドライバー向けの技能試験は、特定技能人材が物流業界に参入するための重要なステップです。この技能試験後も採用支援を続け、包括的なサポート体制を整えています。具体的には:
- - 採用時のサポート:適切な候補者選定から雇用契約、在留資格取得まで様々な手続きを支援。
- - 採用後のサポート:日本語教育や日本の交通規則、安全基準の教育、生活適応支援、キャリアアップ支援など総合的に提供。
定着率の向上を目指して
当社は、離職率7%以下を目指した独自の定着支援プログラムを展開。過去の実績を基に、日本での安定した就労環境を提供し、特定技能人材がスムーズに働けるように取り組んでいます。
未来の展望とセミナー開催
今後は、特定技能人材の技能試験の共同開催や採用後の支援を続け、外国籍人材の積極的な活用を図ります。その一環として、物流企業向けのオンラインセミナーを以下の日程で実施予定です:
テーマ:特定技能トラックドライバー採用の課題と解決策
テーマ:物流業界における外国籍人材の活用
詳細な内容や参加登録は、公式サイトにてご確認ください。未来の物流を支える新たな力として、外国籍ドライバーの活用に向けた取り組みをぜひご注目ください。
会社概要
株式会社Proud Partnersは、2012年設立。外国籍人材の紹介と登録支援事業を手がけ、企業の国内外進出を支援してきました。5000名に近い特定技能人材を紹介し、現在も2000名の支援を行っています。業界内での高い定着率を誇る当社が、今後とも特定技能業界をリードしていきます。