福岡大学の乳がん啓発活動
福岡大学薬学部では、2023年度から学生の職業キャリア形成を目的とした「ふくやくプロジェクト」がスタートしました。このプロジェクトの一環として実施された「リボンコスメプロジェクト」では、佐賀県唐津市で開催された「からつ土曜夜市」にて、株式会社辻薬店と協力し、乳がん啓発活動を行いました。
歴史ある辻薬店とのコラボレーション
辻薬店は130年以上の歴史を誇る老舗薬局で、長年にわたって地域医療に寄与してきました。この豊かな経験を背景に、学生たちは啓発活動を行う環境を整えられました。イベントでは、学生たちが保冷剤を利用した「世界に一つだけの消臭剤作り」を体験してもらう企画を立て、「ブレスト・アウェアネス」の重要性を広めることに努めていました。これにより、乳房の状態を普段から意識する生活習慣を提案し、乳がんの早期発見がいかに大切であるかを伝えました。
多くの来場者で賑わった出展ブース
出展ブースは、夜市の賑わいの中で多くの来場者を引き寄せ、「消臭剤作り」に関心を持つ方々で賑わいました。学生たちは積極的に来場者と交流し、乳がんに関する知識を広めると同時に、参加者自身が乳がんを意識するきっかけを提供しました。
闘病経験者との座談会を通じた学び
イベントに先立ち、プロジェクトメンバーは辻薬店の協力を得て、乳がんを経験した方との座談会に参加しました。この座談会では、早期発見や早期治療に関する直接の体験談を聞くことができ、学生たちの理解が一層深まる貴重な機会となりました。
薬学部3年生の東琉渚さんは、「啓発活動を通じて、患者さんの気持ちを本当に理解できていなかったかもしれません。しかし、実際に闘病した方々からお話を伺ったことで、彼らの不安や苦労を知ることができ、私たちの活動への思いもより強まりました」と振り返りました。
協力団体と今後の展開
本プロジェクトは株式会社辻薬店や熊本茶月、さらに薬学教育学といった多くの団体の協力によって成り立っています。今後も学生たちは、啓発活動を通じて新たな知見を得ながら、地域社会に貢献することを目指しています。彼らの活動がどのように発展していくのか、今後が楽しみです。
【関連リンク】・
薬学部ウェブサイト・
ふくやくプロジェクトウェブサイト・
リボンコスメプロジェクトInstagram