大阪市立中学校職員による窃盗事件、懲戒処分に。免職処分が下される
大阪市教育委員会は、2024年6月27日、所管する中学校の職員1名に対し、懲戒処分を行いました。
この職員は、大阪市立中学校の管理作業員で、55歳の男性です。
処分内容は、懲戒処分として免職処分です。
処分事由は、令和6年3月、大阪市立小学校において、卒業式が開催されている中、事前に作製した合鍵を使用して施錠されていた職員室へ侵入し、教職員2名の鞄を物色し、財布の中から現金1万8千円を窃取したことです。
さらに、この職員は、令和元年度から令和4年度までの間、大阪市立小学校の職員室等において、他の教職員の財布等から少なくとも25回、金額にして少なくとも18万円の現金を窃取していました。
大阪市教育委員会は、今回の事案を受け、改めて教職員一人ひとりが、勤務時間の内外を問わず公務員としての自覚を持って行動し、信用失墜につながる行為は厳に慎むよう周知徹底を図ると発表しました。
今後も、服務規律の確保及びコンプライアンス意識の徹底に、より一層取り組んでいくとしています。