2025年冬登場!庄内伝統の杵つき「遊佐の丸もち」

山形県の美味しさ、遊佐の丸もちが2025年冬にデビュー!

山形県庄内地域の伝統的な製法で作られた「遊佐の丸もち500g」が、生活クラブを通じて2025年冬に販売開始します。この新製品は、山形県産の希少なもち米「でわのもち」を使用し、職人による杵と臼を使った製法で仕上げられたおもちです。

「でわのもち」は、コシが強く、なめらかな食感が特徴のもち米で、栽培が難しいため庄内地域以外ではあまり生産されていません。このため、非常に限られた市場での流通となっているとはいえ、新鮮で美味しいおもちが手に入るチャンスを提供します。

伝統と革新の融合

庄内地域では、江戸時代から人々に愛されてきた丸もちの文化があります。北前船によって運ばれた西の文化が根付き、丸もちの食文化が育まれました。1983年から生命クラブでは、この丸もちを取り扱っていますが、近年は生産者の高齢化や人手不足、工場の老朽化が影響し、伝統の製造が危機に瀕しています。

この課題を解決するために、生活クラブや提携生産者、遊佐町の協力のもと、新会社「株式会社鳥海風土」が設立されました。この新しい工場では、伝統的な杵つき製法で製造され、地域の食文化を持続可能な形で守ることを目指しています。

魅力的な商品の特徴

「遊佐の丸もち500g」というパッケージには、直径約5cmの平たい丸もちが15個入っており、合計で500g。1個あたり約34gという食べ応えのあるサイズです。忙しい日常の中でもお正月はもちろん、焼きもちや煮込み、電子レンジで調理することで手軽に楽しむことが可能です。噛むたびに広がるもち米の風味を堪能してください。もちろん、120日の賞味期限も安心です。

庄内文化を未来に繋ぐ

「遊佐の丸もち」の開発秘話には、地域の食文化を守りたいという強い思いが込められています。製品の背景には、過去の家庭でのもちつき文化が残されており、家族で丸めたりする文化を再現することが目指されています。地域の提携生産者たちが共同で作り上げたこの製品は、彼らの思いを形にしたものです。

さらに、新しい加工所は遊佐町の廃校を活用し、地域の持続可能なエネルギー源となるメガソーラーを活用しているのも特筆すべき点です。

生活クラブのコミットメント

生活クラブは1965年の設立以来、地域の特産品を大切にし、持続可能な社会の実現に向けた活動を行っています。「遊佐の丸もち500g」は、単に美味しいおもち以上のものであり、地域の人々と文化、そして環境へ貢献する製品です。2025年の販売開始を待ちわびながら、庄内の伝統が引き継がれることを多くの人が期待しています。毎日の食卓やお正月の特別な日を彩る存在として、多くの家庭に愛されることでしょう。