機会を広げる「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」
2025年3月1日(土)、輪島市三井地区において「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」が開催されます。このイベントは、2024年1月1日に起きた能登半島地震の復興支援を目的としており、地域住民が一堂に会し、サッカーを通じて笑顔とつながりを感じることができる貴重な機会です。
このプロジェクトは、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)とキリンホールディングス株式会社のコラボレーションによるもので、性別、年齢、経験にかかわらず、参加者全員が楽しめる「ウォーキングフットボール」を取り入れた内容となっています。昨年のイベントでは、参加者から「新しい友達ができて嬉しかった」といった嬉しい報告が寄せられ、多くの笑顔が生まれたことが印象的です。
地域の声を反映したイベント
被災地域の声としては、「体を動かせる楽しい時間が欲しい」との要望があり、このイベントはその期待に応える形で企画されました。これまで参加者から寄せられた感想を基に、さらに充実した交流の場を提供する目指しています。また、元サッカー日本代表の安田理大さんの参加も予定されており、特別なイベントとなることが期待されます。
これまでの「JFA・キリン」プロジェクトでは、東日本大震災を受けて2011年から実施され、数多くの地域でサッカー教室やイベントを展開してきました。能登半島の地域でも、昨年は五回のイベントを実施し、約8,500人が参加しました。その中で体を動かすことの楽しさが再確認され、多くの笑顔を生み出すことができました。
地元コミュニティへの配慮
能登半島地震の影響を受けた地域の方々からの「寂しい思いをしている」との声に応えるため、本イベントは地元の住民を招待し、サッカーを通じて新たな交流の機会を提供します。この取り組みによって、参加者同士の絆が深まり、地域の復興に向けた意識も高まることでしょう。
イベントの詳細
「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド in輪島市三井地区」の具体的な開催概要は以下の通りです。
- - 日時: 2025年3月1日(土)13:00-15:30(予定)
- - 会場: 学校法人日本航空学園 能登空港キャンパス
- - 主催: 公益財団法人日本サッカー協会、キリンホールディングス株式会社
- - ゲスト: 元サッカー日本代表 安田理大さん
このように、選手だけでなく地域の人々も巻き込み、共に楽しむ場が提供されることは、とても意義深いことです。サッカーを通じて人々が笑顔になり、元気を取り戻していく様子が目に浮かびます。今後も「JFA・キリン」プロジェクトは、地域に寄り添いながら、さらなる活動を続けていく予定です。地域の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。