大阪王将、台湾での新たな展開に期待
株式会社イートアンドフーズは、大阪王将ブランドの冷凍餃子『大阪王将肉煎餃子』と『大阪王将肉汁爆弾餡餅』の販売を2024年10月から台湾のセブンイレブン約6,000店舗で開始することを発表しました。これにより、台湾内での同ブランドのさらなる認知拡大を目指しています。
アジア市場への展開
イートアンドグループは、台湾や中国を中心にアジア地域での店舗展開を進めており、現在は5か国に27店舗を展開中。そのうち台湾には15店舗があり、台北、台南、台中などの若者が集まるエリアに位置しています。また、台湾からの観光客が増加していることから、国内の大阪王将店舗で同ブランドを見かける機会も多くなっています。この動きからも、台湾における日本の飲食文化への関心が高まっていることが伺えます。
冷凍餃子の概要
2023年10月よりスタートした冷凍餃子のラインアップは、焼き餃子と水餃子の2タイプで、計3商品を展開しています。日本の水餃子市場で10年連続売上No.1を誇る『ぷるもち食感の水餃子』も台湾に上陸しました。現地では茹でた水餃子が人気ですが、日本のスタイルを取り入れることで、様々な料理提案ができる点も特徴です。
商品の魅力
セブンイレブンで販売される『大阪王将肉煎餃子』は、ジューシーな肉がたっぷり詰まった薄皮餃子。パッケージには、日本の雰囲気を感じさせるデザインが施されており、手軽に購入できる仕様となっています。価格は59元で、発売予定の2024年10月から台湾全店で取り扱われます。
『大阪王将肉汁爆弾餡餅』も同様に、肉汁溢れる餡を特徴とした点心で、肉の旨味を感じられる一品です。こちらも価格は59元で、電子レンジで簡単に調理できることから、コンビニ利用の一般的な習慣に合わせた商品です。
市場での反応と将来の展望
イートアンドは、台湾市場における大阪王将外食店舗との連携を強化し、冷凍餃子の販売モデルを確立することで、将来的にはアセアン諸国や中国、ハラル市場への進出も視野に入れています。日本の味をアジア全体に広めるという目標に向け、安心・安全で美味しい商品を通じて顧客に感動を届ける取り組みが期待されています。
このように、大阪王将は台湾で日本の食文化を広め、新たな可能性を拓いていくことで、多くの人々に愛されるブランドとして成長を続けています。