インフォマート、新機能を発表
株式会社インフォマートは、自社が提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」において、建設業界特化型の新機能『出来高査定機能』と『会計データマッピング機能』の提供を開始しました。この新機能により、建設業界のユーザーは従来の業務プロセスが大幅に効率化されることが期待されています。
新機能の概要
出来高査定機能
この機能では、発注企業が受注企業から提出された出来高報告書を画面上で簡単に査定できます。具体的には、報告書に記載された数量や金額を迅速に確認し、査定結果を反映させることが可能です。また、受注企業が報告書を承認することで、自動的に請求書が発行される仕組みとなっており、これにより請求書の新規作成の手間が省けるため、バックオフィスの効率的な運営につながります。
例えば、発注企業が保留金の控除設定を事前に行うと、請求金額に自動的に反映され、支払金額の通知も不要になります。このように、業務の負担を軽減し、スピーディーに業務を進めることができます。
会計データマッピング機能
次に、会計データマッピング機能についてですが、こちらは会計や原価管理システムとの連携を容易にするための機能です。ユーザーは、連携先のシステム名を選択するか、システムの項目名を記載したCSVファイルをインポートすることで、互換性の高いデータマッピングが可能になります。
これにより、請求データがスムーズに会計・原価管理システムに転送され、手作業による入力ミスや手間を減少させることができます。この新機能は、特に建設業界では異なる会計サービスが使われているため、業務のデジタル化を推進し、業務プロセスの円滑化に寄与することが期待されています。
機能開発の背景
インフォマートがこの新機能を開発した背景には、建設業界の商慣習と業務プロセスの複雑さがあります。従来は電話やメールによって確認や調整が行われており、時間を要していました。また、異なるシステムの間でデータを手作業で入力したり、CSVファイルを編集したりする手間も多く存在していました。
これらの課題を解決するため、インフォマートは新機能の提供を決定し、建設業界のニーズに応えています。2025年4月にはさらに「請求書機能」の提供も予定されており、今後も業界におけるデジタル化を進めたいと考えています。
未来への展望
インフォマートは、今後もお客さまのニーズに基づいた機能拡充を進めていく方針です。デジタル化と効率化を進めることで、企業のバックオフィス業務を支援し、業務プロセスをより円滑にするための取り組みを強化していくと考えています。
建設業向けの特設サイトも設けており、詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。インフォマートは、ユーザーの声を大切にしながら、より良いサービスの提供を目指して邁進していきます。
インフォマート公式サイト
このように、インフォマートは新たな価値を提供し続けています。建設業界においても、デジタルの力を活かして業務を効率化することが求められる中、今後の展開に目が離せません。