Robofullの新たな取り組み
株式会社Robofullは、地域金融機関との連携を強化し、自動化システム提案を進めています。その一環として、SBIグループが提供する「SBI DXデータベース」に新たに参加しました。このサービスは、SBIグループの豊富なネットワークを活用し、中小企業向けのソリューションを多様に提供しています。企業は自社のニーズに合った解決策を簡単に見つけることができるため、地域企業のサービス利用が期待されます。
Robofullはこのデータベースを利用することで、地域の金融機関を通じて製造業に対する自動化提案を広めることを目指しています。特に、人手不足への対応と地方創生に寄与することが大きな目標です。第一弾として発表された自動化システムは、鋼板溶断後のバリやノロの除去を自動化するものです。今後も顧客からの要望に応じて、新しい自動化システムの提案を続ける方針です。
Robofullのミッション
Robofullは「製造業界における情報断絶の解消」をミッションとし、短期間で投資回収が可能で、仕様策定を必要としないパッケージ型自動化設備の販売に注力しています。これまでは工場ごとのオーダーメードが一般的でしたが、標準化されたパッケージ型製品の開発によって、顧客が自動化の導入策を具体的にイメージしやすくしています。
同社は独自に構築した製造業データベースを基に、特定の設備を効果的に見つけ出すことが可能です。このデータベースを駆使することで、顧客は自社に最適な自動化設備に迅速にアクセスできます。
自動化設備の展望
Robofullは主に金属加工工程に対するパッケージ型自動化設備の開発を進めています。これにより、金属加工業界では、ガス・プラズマ溶断機を使うお客様には、鋼板溶断後のバリ・ノロ除去の自動化を提供しています。また、ダイカストマシンを使用している企業には、ダイカスト品のバリ取り自動化を提案するなど、多様なニーズに応じた取り組みを行っています。
さらに、Robofullは金属加工のパッケージ数の増加にとどまらず、その他の業界への展開を計画しています。これにより、中小製造業の人手不足を解消し、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。
会社概要
SBIネオファイナンシャルサービシーズ
- - 所在地: 東京都港区港南六本木一丁目6番1号
- - 設立: 2018年7月30日
- - 資本金: 1億円
- - 事業内容: 地域金融機関へのフィンテック導入支援など
- - URL: SBIネオファイナンシャルサービシーズ
Robofull
- - 所在地: 愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-12グローバルゲート11F
- - 設立: 2021年1月
- - 資本金: 1.5億円
- - 従業員数: 3名
- - URL: Robofull