神戸港で防災意識を高める『ワンハート防災デイ vol.2』
これからの自然災害に備え、私たちの防災意識の重要性が再認識されています。特に阪神・淡路大震災から30年が経過した今、震災を体験していない世代も増え、防災対策を考えるきっかけが必要です。そこで、2025年11月22日(土)と23日(日)に『神戸港 ワンハート防災デイ vol.2 ~みんなでひとつになり、学防災(まなぼうさい)~』が神戸ポートタワー北側エリアの「ONE HEART BIRTH」で開催されることが決定しました。
イベントの概要
このイベントは、防災を楽しく学べる内容が盛りだくさん。様々な体験や展示を通じて、参加者が楽しみながら防災への意識を高めることを目的としています。特に注目は、前回のイベントから続き、南海トラフ地震への対策や防災意識の向上をテーマにしています。
当日は、消火器の使い方やペットのための防災展示、救護体験などが行われます。また、今回初めて参加する神戸市消防音楽隊が、『いのちの大切さ』を伝えるコンサートを開催する予定です。11月23日(土)には、特に心温まる演奏を楽しむことができます。
さらに、神戸学院大学の学生たちによる災害食の実演と試食も見逃せません。11月22日(土)には、災害時の食事に関する情報を学ぶことができ、家庭でも活用できるレシピや食糧備蓄の知識を深められます。
特別プログラム
イベントでは、神戸市水上消防署による迫力のある救助訓練も行われます。11月23日(日)に予定されているこの訓練は、ポートタワーからの様子を間近で見ることができ、緊迫感あふれる体験が期待されます。救助活動のリアルな側面を学び、心構えを持つことができます。
また、『ワンハートトライ』というクイズラリーも開催されます。参加者は、神戸港震災メモリアルパークや復興レンガを巡りながら防災に関するクイズに挑戦し、全問正解者には素敵な景品が用意されています。参加費は無料ですので、ぜひ挑戦して、自分の知識を試してみてください。
各種展示や体験
イベント期間中は、神戸市消防局による水消火器や火災警報器などの展示、消火器の点検・保守管理についての相談窓口も設けられます。消防隊のキャラクターとともに写真撮影もできるので、小さなお子様も楽しむことができます。
また、B.L.S KOBEが行う救護体験は、緊急時の対応や応急処置、心肺蘇生法を学ぶ貴重な機会となっています。今後の防災教育を受けた子どもたちが、自分の身を守れる力を持つサポートをすることが重要です。
まとめ
この『神戸港 ワンハート防災デイ vol.2』は、防災について楽しく学ぶ良い機会です。参加することで、地域の方々とも交流し、防災意識を一緒に高めることができる2日間です。防災が身近なテーマとして、世代を超えて関心を持ち合える場として、ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと思います。
イベント詳細
- - 日時: 2025年11月22日(土)・23日(日)10:00〜16:00(小雨決行・荒天中止)
- - 場所: ONE HEART BIRTH(神戸市中央区波止場町5、ポートタワー北側エリア)
- - 入場料: 無料
ぜひ11月22日と23日はカレンダーに印をつけて、家族や友人を誘ってお越しください。