ヘッジホッグ・メドテックが東大支援プログラムに選出、頭痛治療アプリ開発を加速

ヘッジホッグ・メドテックが進む新たな治療法

2021年に設立されたヘッジホッグ・メドテックは、医療と日常生活を繋げるというビジョンの下、国内の大学と連携して新しい頭痛治療用アプリの開発に取り組んでいます。この度、彼らは東京大学で行われている支援プログラム「1stRound」に選ばれ、より一層の発展を目指します。

「1stRound」とは？

「1stRound」は東京大学が主催する、大学に関連する優れた技術やアイデアの事業化を支援するインキュベーションプラットフォームです。このプログラムは、初期段階から企業育成を目指しており、8つの大学の協力を得て、技術の研究・開発を支援する環境を構築しています。このプログラムにより、ヘッジホッグ・メドテックは他の大学や専門家とのネットワークを活用し、頭痛治療アプリの開発を加速させます。

頭痛の現状と課題

日本では、月に1回以上頭痛を感じる人が約7,660万人にのぼり、その中で約1,050万人が片頭痛に苦しんでいます。しかし、症状や対策についての理解が不十分で、多くの人が適切な治療法を選べずにいます。これにより、個人だけでなく社会全体としても大きな経済的損失が生じています。具体的には、年間で約2兆3000億円に達します。