VESS Labsが証明書システム構築
2025-05-12 10:37:39

VESS Labsが国立印刷局と共同で電子証明書システムを構築へ

VESS Labsが国立印刷局と共同プロジェクトを開始



デジタルアイデンティティの分野で進展を見せる株式会社VESS Labs(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤森侃太郎)は、国立印刷局との契約に基づき、電子証明書交付システムの新たな構築および実証実験を行うことが明らかになりました。このプロジェクトは2025年5月にスタートし、最初の段階でのシステム構築から始まります。

背景と目的



これまで多くの資格情報証明書は紙で発行されてきましたが、電子化の必要性が高まっています。今般の取り組みでは、導入する技術として「VC(Verifiable Credential)」が選ばれました。これは、個人が自らの証明を管理し、相手に提示する際に発行元の確認を日々行う必要がない仕組みを備えています。つまり、改ざんのリスクを排除し、プライバシーの保護を強化した安全性の高いデジタル証明書が実現されるのです。

実証実験の概要



実証実験は2つの段階で行われる予定です。
  • - 第一段階(STEP1):システムの構築と機能実装を行います。
  • - 第二段階(STEP2):実際の利用環境を想定した検証を実施します。

この実証実験の期間は2025年5月から11月までの約半年間にわたります。具体的な内容は、電子証明書の発行から提示、検証のフロー構築、ユーザーインターフェース及びユーザーエクスペリエンスの検証、さらにセキュリティ及びユーザビリティテストが含まれます。

開発体制



VESSは、デジタルアイデンティティウォレット「VESS Wallet」および証明書管理システム「VESS Credential」を基盤にして、新しいシステムを開発していきます。これには、国際規格に準拠した設計が求められ、セキュリティと相互運用性の両立を目指します。具体的には、OID4VCI、OID4VP、SIOP v2といった国際標準に則った開発が行われます。

VESS Labsについて



株式会社VESS Labsは、「すべての人がデジタルアイデンティティを所有し、信頼による新たな価値を創出できる社会を目指す」というビジョンのもと、分散型アイデンティティを活用したソリューションを提供しています。VESSは、ユーザーの証明書を安全に管理するプラットフォームとして、「VESS Credentials」や「VESS Wallet」を提供し、一層の利便性向上を図っています。

詳細な情報は公式ホームページに掲載されており、VESSの技術に関するお問い合わせは以下のリンクで受け付けています。


まとめ



このような先進的な取り組みにより、我々の生活におけるデジタル証明書の利用が一層拡大していくことが期待されます。VESS Labsの試みが成功し、新たなデジタルアイデンティティ社会の実現に向けて進展していくことを多くの人が期待しています。


画像1

会社情報

会社名
株式会社VESS Labs
住所
東京都渋谷区神宮前6-23-4桑野ビル 2階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 電子証明書 VC技術 VESS Labs

Wiki3: 東京都 渋谷区 電子証明書 VC技術 VESS Labs

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。