ゼンマーケットプレイスの誕生
関西を拠点に活動する「ゼンマーケット合同会社」は、2016年12月1日に新たなオンラインショッピングモール「ゼンマーケットプレイス」を開設しました。このプラットフォームは、特に越境EC市場に焦点を当てており、日本の商品を海外市場に簡単に届けることを可能にするものです。近年、越境ECの重要性が高まる中、同社はリスクを最小限に抑え、既存の大手ECモールに挑戦する新たなビジネスモデルを提案しています。
ゼンマーケットプレイスの特徴
「ゼンマーケットプレイス」は、日本国内の法人が簡単に海外向けに商品を販売できることを目指しています。これまで越境ECに取り組んでいた多くの企業が抱える課題—高額な初期費用、詐欺のリスク、複雑な海外発送手続き—を解決することに重点を置いています。主なポイントは以下のとおりです:
- - 初期費用・固定費ゼロ:サービスを利用するための初期費用や毎月の固定費はかかりません。実際に商品が購入されるまでは、出品手数料やカード決済手数料の5%のみがかかります。
- - 詐欺リスクの回避:代行注文システムを採用しているため、出品者は確実に代金を得られる仕組みです。
- - 煩わしい海外発送をサポート:商品の発送は国内の倉庫までとし、海外発送に関わる業務はすべて同社が引き受けます。
- - 言語の壁を越える:すべての手続きは日本語で行え、外国語を使用する必要はありません。機械翻訳やスタッフによるサポートも充実しています。
- - 迅速な出店手続き:登録作業はわずか5分で完了、すぐに販売を開始できます。
このプラットフォームは、困難な越境ECのハードルを徹底的に取り除くことを目指しています。日本の企業が商品を海外に売り込む際の強力なサポーターとなることでしょう。
ゼンマーケット合同会社について
ゼンマーケット合同会社は、日本の商品を海外に届けるための代行サービスを主力事業として展開しています。設立は2014年で、共同代表はナウモヴ・アンドリイ氏です。本社は大阪府吹田市にあり、国際色豊かな経営チームで構成されています。ロシアやウクライナ、アメリカ、中国などからの経営者が集まっているため、多様な視点があることが強みです。
経営者たちは日本に魅せられ、ビジネスに挑戦しようと集結。彼らの豊富な背景や異文化の経験が、ブランド独自のアイデアやサービスの展開に寄与しています。特に、英語圏やロシア語圏、東南アジアからの顧客に対応できる体制が整っています。
越境ECの重要性と今後の展開
国内市場が縮小している中、越境EC市場は急成長を遂げており特にアジア市場を中心に注目されています。経済産業省の調査によれば、日本の商品は海外でも高い評価を受けており、これを逆手に取ることで利益を生む新しいビジネスモデルが必要とされています。ゼンマーケットプレイスはその要求に応え、外国の消費者に日本の文化や商品を魅力的に伝える役割を果たすことでしょう。
ゼンマーケットプレイスの開設は、国際的なビジネスの流れを活性化させ、関西から世界に向けて日本の魅力を伝える一助となります。今後の動向に注目です。
会社概要
- - 会社名: ZenMarket合同会社
- - 共同代表: ナウモヴ・アンドリイ
- - 所在地: 大阪府吹田市東御旅町4-37
- - 設立: 2014年4月
- - 事業内容: 購入代行、輸出業、越境ECショッピングモール運営
- - 資本金: 1,000万円
"ゼンマーケットプレイス"の詳細や出店希望者向け情報は
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