株式会社GENIUSが新サービス『ナイセイ』をスタート
静岡県静岡市に本社を構える株式会社GENIUSは、2025年7月1日に生成AIを活用した新サービス『ナイセイ』を正式にリリースしました。このサービスは、企業のマーケティング業務を迅速に内製化することを目指しており、外注依存からの脱却を図ることができます。
1. サービスの背景と必要性
GENIUSはこれまで、特に中小企業向けにマーケティング支援を行ってきましたが、外部委託が続くことでノウハウが社内に蓄積されず、内製化が進まないという深刻な課題が浮き彫りになりました。中小企業が自らマーケティングを運営するためには、専門知識を持つ人材の確保と育成が必要ですが、これが実現できずにいる企業が多く存在します。そこで、急速に進化している生成AIを活用することで、マーケティング業務の効率化と内製化を支援する必要があると考えました。
2. 『ナイセイ』の内容
『ナイセイ』では、全5回の60分オフラインセッションを通じて、戦略設計やプロンプト作成、さらにはAIのカスタマイズと運用体制の整備までを行います。これにより、企業は外注に頼ることなく、マーケティング業務を自社内で効率的に運営できる“AI活用型の自走組織”へと生まれ変わります。
特徴としては以下の点が挙げられます:
- - 業務への即適用: 戦略策定やSNS投稿、メルマガ、ブログ記事作成など、日常のマーケティング業務で実践可能なプロンプトやワークフローを具体的に形にします。
- - 専用ダッシュボードの構築: 自社に最適化されたカスタマイズAIを管理するダッシュボードを提供し、誰でも同様のアウトプットが可能な環境を整備します。
3. 結果としての効果
『ナイセイ』を導入することで、企業は外注コストを約75%削減し、作業時間を40%から最大70%短縮することが期待できます。また、年間で約390万円相当の削減効果が得られる可能性もあり、コスト面からの改善が見込まれています。
4. 今後の展望
GENIUSは2025年内に100社の導入を目指し、中小企業向けの補助金活用支援を強化していく予定です。また、ユーザー同士の交流や最新情報の共有を目的としたオンラインコミュニティ「ナイセイコネクト」の立ち上げも計画しており、今後の展開に注目です。
『ナイセイ』の導入により、企業はマーケティング業務の内製化によるコスト削減と効率化を実現できる可能性を秘めています。企業における生成AIの可能性を広げるこの新サービスに、大いに期待が寄せられています。