医学の未来を支える献体制度に迫る
日本の医療の発展に欠かせない存在、それが「献体」です。近年、この制度を利用するために登録する人々が減少し、未来の医学教育に影響を与える可能性があります。そこで、千葉大学医学部と「千葉白菊会」が共同で実施するイベント「令和6年度 献体の集い」についてご紹介します。
イベントの概要
このイベントは、献体制度の重要性を広め、参加者にその理解を深めてもらうことを目的としています。いつも支えている医療のシステムについて考える良い機会となるでしょう。
- - 日時: 2024年11月1日(金)10:00 - 11:50(受付は9:30から)
- - 参加費: 無料
- - 会場: 船橋市民文化創造館(きららホール)
船橋市本町1-3-1フェイスビル6階
(JR・東武 船橋駅南口または京成本線京成船橋駅東口から徒歩約2分)
駐車場には限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨します。
プログラム内容
講師: 千葉大学医学部環境生命医学准教授 鈴木崇根
講師: 千葉大学医学部環境生命医学助教 成田都
講師: 千葉白菊会会長 青柳信子
講師: 千葉大学医学部眼科学教授 馬場隆之
このプログラムでは、献体制度がどのように医療に貢献しているのかを学ぶことができると同時に、献体を決断するに至った先人たちの思いにも触れることができます。
献体制度の重要性
献体とは、死後に自らの体を医学の発展に役立てるために提供する制度で、特に医学部の解剖教育や新手術法の研究に利用されます。しかし、新型コロナウイルスの影響で登録者が大幅に減少している現状は懸念すべき事態です。このままでは、次世代の医師養成や医学研究に大きな影響が出る可能性があります。
参加申し込み方法
興味のある方は、以下のリンクから参加申し込みが可能です。イベントの詳細も記載されていますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせ先
何か不明な点がありましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。
千葉大学 亥鼻地区事務部総務課総務第一係献体の集い担当
TEL: 043-226-2500
E-mail:
[email protected]
このイベントを通じて、献体制度について深く考えるきっかけとなることを願っています。医学の発展は、多くの人々の理解と協力によって支えられていることをぜひ実感してみてください。