長崎の誇るスイーツ、九十九島せんぺいフィナンシェが受賞
長崎県佐世保市に本社を構える株式会社九十九島グループが展開する「九十九島せんぺいフィナンシェ」が、令和6年度の長崎県特産品新作展の「ながさき手みやげ大賞」を受賞しました。この受賞は94もの競争から選ばれた結果で、九十九島せんぺいの伝統と新しい風味が融合したスイーツが評価されました。
九十九島せんぺいフィナンシェの概要
受賞した「九十九島せんぺいフィナンシェ」は、長崎銘菓である九十九島せんぺいの製法を基にして開発された新商品です。長年の技術と歴史を踏まえたこのフィナンシェは、特にピーナッツの豊かな風味が特徴的です。九十九島せんぺいを粉末にし、生地に練り込むことで、しっとりとした口当たりと香ばしさを実現しています。さらに、使用されているピーナッツは千葉県八街産の特選素材で、全国的にその生産量が高いものです。これによって、素材の選定にもこだわりが光ります。
受賞の喜びと今後の展望
長崎県特産品新作展は1969年から続く歴史あるイベントで、県内の優れた特産品を一堂に集め、その中から特に賞される商品を決定しています。昨年度の展覧会には多くの応募があり、その選考を経て九十九島せんぺいフィナンシェが選ばれました。表彰式では、参加者から祝辞が寄せられ、長崎の手みやげとして愛される商品を今後も作り続けていく決意を再確認しました。
受賞商品は県庁の展示スペースにて、約2ヶ月間にわたり展示される予定です。この機会に、多くの人に九十九島せんぺいフィナンシェを知ってもらえることでしょう。
こだわりのパッケージデザイン
受賞にあたっては、パッケージのデザインも高く評価されました。大きく配置されたエンブレムには、中島潔先生が描いた「洋傘をさす少女」が使用されており、長崎の異国情緒を想起させるものです。光の当たり方によって色が変わるホログラム箔を使った蓋箱は特別感を演出し、受け取る人に喜ばれるデザインとなっています。また、個包装にも細やかな配慮が施されており、上品なカッパーカラーが使用されています。
商品情報
「九十九島せんぺいフィナンシェ」は、以下の内容で販売されています:
- - 商品名:九十九島せんぺいフィナンシェ
- - 内容:5個入り 1,080円(税込)、10個入り 2,160円(税込)
- - 取扱店舗:九十九島せんぺい本舗、公式オンラインショップなど
ブランドについて
「九十九島せんぺい」は1951年に誕生したお菓子で、海亀の甲羅を模した六角形の生地にピーナッツを散りばめたものです。このユニークなデザインと風味が愛され続け、シンプルながら飽きの来ないおいしさを提供しています。
まとめ
九十九島せんぺいフィナンシェは、その受賞を機にさらなる評価を得るでしょう。伝統を感じさせるお菓子である一方、新しい楽しみ方を提供するこのフィナンシェ。長崎の魅力を詰め込んだスイーツとして、ぜひチェックしてみてください。長崎の特産品が持つ魅力を再発見するチャンスです。