聴覚支援の新たな試み
株式会社ノースビレッジラボは、12月19日から軽度の聴覚に問題がある人々への支援プログラムを開始します。この取り組みは、ノイズキャンセラー「エアトース®ER」を寄贈するもので、クラウドファンディングによって支援者を募ります。
対象となるのは、聴力に難がある選手が在籍するフットサルチームや、金属加工業で働く小規模事業者などです。今後も寄贈先を広げていく予定で、支援者が望む団体に直接提供するメニューも用意されています。
ノイズキャンセラー「エアトース®ER」について
寄贈されるノイズキャンセラー「エアトース®ER」は、ユニークな設計が特徴です。具体的には、次のような特性があります:
- - 音の選別: 1,000Hz以下の音域では音を減少させず、耳障りな高周波音だけを軽減します。
- - 安全性: 建設現場や工場での音声や車両音が通過しやすくなっています。
- - 快適さ: 中心に貫通孔があり、耳への圧迫感がほとんどありません。
耳に装着する部分は、各個人の耳の形に合わせたイヤピースが使えるため、より快適に装着できます。この製品は電池不要で、手軽に使用できる点も魅力です。
難聴とその影響
現在、世界中で難聴の問題が深刻化しています。国際保健機関(WHO)によると、音楽プレーヤー使用によって音量が過剰に上がり、12歳から35歳までの約50%が危険なレベルの音にさらされているという報告があります。この傾向は年齢が上がるほど顕著になり、65歳以上の難聴者数はそれ以下の年齢層の5倍に達するとされています。
また、欧州ではオーディオ機器に関する音量制限や警告義務があり、日本でも同様の法律が求められていますが、現状あまり注目はされていないのが実情です。
耳のケアと「耳活宣言」
ノースビレッジラボは、「耳活宣言」と題して耳のケアの重要性を広める活動をも行っています。今後、耳栓やその他のアプローチを推奨し、耳の健康を守る意識を高める活動を展開していく予定です。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトは、クラウドファンディングサイト「Readyfor」にて支援を受け付けています。ノーズキャンセラーの購入は1,280円(税込1,382円)から可能で、7色のカラーバリエーションから選べます。詳細は以下のリンクから確認できます。
耳を守る新しい試みに、ぜひご参加いただき、周囲にご支援を広げていただければと思います。