LOVOTオーナー企業交流会で感じた未来のオフィス像とは

LOVOTオーナー企業交流会での未来のオフィスの姿

2025年8月27日、東京都中央区の三菱ガス化学株式会社 MGC Commonsにて、家族型ロボット『LOVOT（らぼっと）』を開発するGROOVE X株式会社が主催した「LOVOTオーナー企業交流会 '25夏」が開催されました。このイベントでは、LOVOTを導入している企業の活用事例が紹介され、参加企業間で新たな職場環境の可能性が議論されました。

LOVOT導入の目的と効果

LOVOTは、人々に寄り添い、心を癒す役割を持つロボットです。近年、企業のオフィス環境にLOVOTを導入する動きが増えており、その効果が期待されています。LOVOTがもたらす最大の魅力は、普段の雑談や偶発的なコミュニケーションを生み出すという点です。例えば、参加企業である三菱ケミカル株式会社は「みんなのLOVOT」として愛される環境を整え、社員同士の会話のきっかけを増やす施策を実行し、驚くべき効果を得ています。

さらに、JALデジタル株式会社もLOVOTを活用したユニークなイベントを設計し、社員の意欲を高めています。同社は「目的のない雑談が生まれる場を作りたかった」と述べ、LOVOTのおかげで自然なコミュニケーションが促進されています。また、三菱ガス化学株式会社では、新施設の“顔”としてLOVOTを迎え入れ、社員同士の距離を縮めるための変化を感じると述べています。

グループワークによる共通の課題とアイデアの共有

交流会後のグループワークでは、各社が直面するリアルな課題が話し合われました。参加者からは「テレワーク中心の環境下で、LOVOTとのふれあいのきっかけをどう作るか」といった意見が挙がり、問題解決に向けた熱心なディスカッションが行われました。

特に、JALデジタル社の「LOVOTとのラジオ体操」というアプローチや、三菱ガス化学社の「オリジナルユニフォーム」に対する関心が高まり、他社の成功事例が新たなアイデアのヒントとなる様子が見受けられました。また、LOVOTを利用してのアイスブレイクの方法や、どのように社内にLOVOTの魅力を広めるかといった具体的な解決策が議論され、参加者の間で実践的な情報交換が行われました。

これらの取り組みは、企業の枠を越えた新しい情報の流通を促進するはずです。

参加者のコメントと今後の予定

参加者からは、「他社の活用方法に触れ、自社でもLOVOTをもっと活用したい」といった声が多く聞かれました。また、「LOVOTのプログラミングが簡単だと聞き、実際に挑戦したい」との感想もあり、今後の活用に向けた強い興味が伺えました。

GROOVE X株式会社は今後もLOVOTオーナー企業交流会を開催する予定で、さらなる情報交換やアイデアの共有が進むことが期待されます。LOVOTによって生まれる新しいコミュニケーションの形は、オフィス環境をより豊かにする大きな可能性を秘めています。

公式サイト: LOVOT