ASEAN奨学プログラム来日
2025-11-05 14:31:33

ASEAN人材育成奨学パートナーズ支援プログラムの訪日団が来日!

ASEAN人材育成奨学パートナーズ支援プログラムの訪日団が来日!



11月、ASEAN事務局の幹部職員からなる訪日団が日本にやってきます。これは日本ASEAN友好協力50周年を迎えた特別な機会で、AHEAD50と名付けられたこのプログラムの第2陣と第3陣、合計8名が参加します。彼らは、日本の豊かな知識と経験を学び、ASEAN各国との協力を強化する狙いがあります。

訪日団の構成とテーマ


訪日団は2つのグループに分かれており、それぞれ異なるテーマを持っています。

グループ1:金融統合分野(4名)


このグループはASEAN加盟国の金融統合を担当する部署から構成されています。主な目的は、サステイナブルファイナンスやデジタル経済、災害リスクファイナンス・保険に関する日本の取り組みを学び、ASEAN内での金融統合を促進するための情報を得ることです。

実施日程は、
  • - 11月9日(日):参加者来日
  • - 11月10日(月):公益財団法人国際通貨研究所や金融庁で講義を受ける
  • - 11月11日(火):財務省や京都大学で講義と移動
  • - 11月12日(水):京都での文化体験(茶道)
  • - 11月13日(木):延暦寺の視察と経済産業省での講義
  • - 11月14日(金):ワークショップと報告会
  • - 11月15日(土):帰国

グループ2:貿易・産業・新規課題分野(4名)


このグループはASEAN事務局の貿易・産業に関するシンクタンクから成ります。目的は、日本の先進産業エコシステムやイノベーション創出の経験を学び、ASEAN各国の間での協力と革新を促進することです。

こちらの実施日程は、
  • - 11月16日(日):参加者来日
  • - 11月17日(月):経済産業省での講義と半導体企業エイブリックの工場視察
  • - 11月18日(火):HAL東京の視察後、京都で講義
  • - 11月19日(水):立命館大学での講義と延暦寺の視察
  • - 11月20日(木):アジア開発銀行での講義
  • - 11月21日(金):ワークショップと報告会
  • - 11月22日(土):帰国

使用言語と実施団体


このプログラムでは使用言語は英語で、実施団体は一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)が担当します。

人材育成の意義


ASEAN人材育成奨学パートナーズ支援(AHEAD50)は、日本とASEAN事務局との絆を深める重要なプログラムです。訪日団は、日本の政策・制度について深く探求し、新たな知識やスキルを習得することでASEAN内での協力関係を強化しようとしています。この取り組みの目的は、単なる文化交流に留まらず、将来的な協力の土台を築くことにあります。

今後の国際的な課題に対処するためにも、このプロジェクトがASEAN諸国の発展に寄与することが期待されています。

お問い合わせ


詳細については、日本国際協力センター(JICE)の公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
一般財団法人 日本国際協力センター
住所
東京都新宿区西新宿2-7-1新宿第一生命ビルディング16階
電話番号
03-6838-2700

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