AI業務支援の新たな道 "BuddieS"
2025年6月2日、静岡県焼津市に本社を置くIT企業、株式会社サンロフトが新たなサービスを発表しました。それが中小企業の業務効率化を目指すAI業務支援サービス『BuddieS(バディーズ)』です。本サービスは、ChatGPTやClaude、Geminiなど、複数のAIツールを統合し、40を超える機能を提供しています。これにより、文書作成や契約書作成、マーケティング支援、データ分析など、様々な業務を自動化することが可能になります。
サンロフトの思いと背景
サンロフトは1992年に創業し、これまでに1,300社以上の中小企業を支援してきました。しかし、最近は業務のデジタル化やAIの活用に関する相談を受けることが増えてきました。特に「AIをどのように業務に取り入れればよいのか分からない」との声が多く寄せられる中、サンロフトは中小企業の実情に寄り添ったサービスを作るべく『BuddieS』の開発を行いました。
顧客の悩みや課題を直に聞いてきたからこそ実現した、中小企業に特化した機能が多数搭載されているのが特徴です。
40以上の豊富な機能
『BuddieS』では、中小企業の営業やマーケティング業務向けに特化した機能が充実しています。具体的には、以下のような機能があります:
- - 文書作成・校正
- - 議事録自動生成
- - メール返信支援
- - SEOを意識した記事生成
- - SNS運用支援
- - 提案資料作成支援
- - データ分析支援
- - アイデア創出
- - 契約書・リスク診断
これらの機能は、部署ごとに分けて提案されており、日常業務からマーケティング、法務に至るまで幅広いニーズに対応しています。
業務時間とコストの大幅削減
業務システムの導入は、一般的には多くの時間と費用がかかりますが、『BuddieS』はその多様な機能により、業務の効率化に大きく貢献します。実際にβ版を利用した企業の報告によると、16時間かかっていたコンテンツ作成が約3時間に短縮され、議事録作成も1時間以上かかっていたものが数分で済むようになったとのことです。これはまさに、業務効率化の結果として目を見張る数字です。
複数のAIを統合した利便性
『BuddieS』のもう一つの大きな利点は、複数のAIツールを一つのプラットフォームで利用できる点です。個別に契約する場合、コストが膨らむことがありますが、『BuddieS』ではそれを一つのサービスでカバーできるため、企業にとって非常に有用です。
簡単な操作で誰でも使える
また、『BuddieS』は初心者でも気軽に操作できるようデザインされています。特別な専門知識や設定なしに、ユーザーがシンプルなプロンプトを入力するだけで、必要な情報やコンテンツを生成することができます。これにより、より多くの中小企業がAIの恩恵を受けられることが期待されます。
地域貢献と未来への展望
サンロフトは、『BuddieS』を通じて、地元の中小企業がITおよびデジタルトランスフォーメーションを進めるための支援を続けていく考えです。新しいアイデアが生まれ、業務が効率的になれば、さらに地域経済に良い影響を及ぼすことでしょう。サンロフトの代表取締役社長である中村氏は、「時間に余白を、余白から価値を」とのメッセージをこめて、このサービスがもたらす未来に期待を寄せています。
詳細情報
『BuddieS』の詳細については、公式Webサイト
こちらでご確認ください。