アセットマネジメントOneが議決権行使ガイドラインを改定、新しい基準を導入

アセットマネジメントOne株式会社(東京都千代田区、取締役社長 杉原規之)は、2026年4月より適用される議決権行使ガイドラインおよび議案判断基準を改定することを発表しました。この改定は、資本効率や株価の観点からより透明性のある企業経営を促進することを目的としています。

国内株式の議決権行使に関する改訂内容


改定の中心には、資産運用という観点から企業の業績をより良く評価するための新しい基準が設けられました。特に、取締役の選任については、業績指標の一環としてTSR(Total Shareholder Return)基準が見直されました。

TSR基準の見直し


これまでの基準では、短期的な株価の変動が議決権行使に大きな影響を与える要因となっていましたが、今後は「3期連続で東証プライム市場上場企業のTSR下位1/3分位未満」かつ「5期間TSRも下位1/3分位未満」という基準が設けられ、短期的な変動を軽減する方向へシフトします。これにより、企業はより安定した成長を目指すことが期待されます。

資本政策の明文化


また、財団法人設立等に際して、第三者割当が有利発行と判断される場合には明確に反対することが新たに明文化され、株主の権利保護が強化されることになります。

2027年4月に予定されている改定事項


さらに、2027年4月には追加の改定が計画されています。取締役会の機関設計に関して、指名・報酬委員会がない場合には、原則として代表取締役に反対票を投じることが決められる予定です。この措置により、取締役会の構成がより透明になり、責任あるガバナンスが促進されると考えられています。

社外取締役の選任基準


また、大株主出身の取締役を社外役員候補として上呈する場合には、原則として代表取締役や指名委員会構成員に反対票を投じる方針が示されています。これは、社外取締役の意義や役割を一層強化するものと期待されます。

アセットマネジメントOneの目指す方向性


アセットマネジメントOneは、2016年に設立され、現在では約76兆円の運用資産を誇る国内最大級の資産運用会社です。「投資の力で未来をはぐくむ」というコーポレートメッセージのもと、クライアントの多様な運用ニーズに応えるべく、確固たる運用戦略と透明性のあるガバナンスを追求しています。

公式サイト:アセットマネジメントOne

この改定を通じて、アセットマネジメントOneは、より持続可能で責任ある経営を実現し、投資家や社会全体に利益をもたらすことを目指しています。今後の動向に大いに注目が集まるでしょう。

会社情報

会社名
アセットマネジメントOne株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング
電話番号
03-6774-5000

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