激闘の末に勝利を収めた福岡
2025年4月12日、B.リーグの一戦が福岡で行われ、ライジングゼファー福岡がベルテックス静岡相手に75-61で勝利しました。この試合では、福岡が逆境を跳ね返し、硬いディフェンスを活かして接戦をひっくり返しました。
試合の進行状況
試合は前半から白熱した攻防が繰り広げられました。1Qでは福岡が23得点を挙げ、静岡を15点に抑えリードを奪います。しかし、2Qになると静岡が持ち返し、19-23で点差を縮めました。3Qでは両チームともに得点を伸ばせず、静岡が16点を得る一方、福岡はわずか13点に留まりました。これにより、最終クォーターは接戦のまま閉じられました。
試合を決めたのは第4クォーター。福岡は20点を挙げ、静岡を7点に抑え込み、その差を広げて連勝を持続させました。ディフェンスが主役となったこの試合では、特に静岡の3ポイントシュートを効果的に防ぎ、相手の得点源を断つことに成功しました。
コーチと選手のコメント
試合後、福岡の浜口炎ヘッドコーチは試合内容を振り返り、前半のオフェンスリバウンドの問題点を指摘しました。「静岡さんのオフェンスリバウンドには非常に苦しみましたが、後半は選手たちがファイトして、リバウンドをしっかり修正しました。」と話し、特に後半のディフェンスに自信を示しました。
浜口コーチは、「最終節に向けて、このまましっかりと戦い、九州ダービーである熊本戦では良い結果を出したい」と意気込みを語りました。
一方、アンドリュー・ランダル選手は自身のパフォーマンスについて、「良いところも悪いところも見えたが、上がり下がりは試合の一部。次に向けてしっかり修正していきたい」と述べました。また、熊本との最終節においては、プレーオフ出場を争う激しい試合になると予想し、準備を怠らない決意を明らかにしました。
今後の展望
この福岡の勝利は、選手たちに自信をもたらし、さらなる連勝が期待されます。次回の試合は、熊本との九州ダービーとなり、多くのファンが集まる中での白熱した戦いが予想されます。両チームの熱意がぶつかり合い、観客を魅了すること必至です。
試合のハイライトは「
バスケットLIVE」で配信されており、試合を見逃した方はぜひチェックしてみてください。