東横インの新展開
2022-08-16 10:00:01
東横インが加入、国内最大のデータマーケティング研究が始動
東横インが加入、データマーケティング研究の進展
近年、コロナウイルスの影響で、消費者のニーズは大きく変化しています。企業は、従来の手法だけでは新たな価値を提供することが難しくなっています。このような背景の中、早稲田大学と民間企業の共同による「次世代データマーケティングコンソーシアム」(NDMC)が進行中の産学連携研究に、株式会社東横インが新たに参加することが決まりました。この取り組みにより、最新のマーケティングデータを駆使して、現代に適したマーケティング理論を確立することを目指します。
NDMCとは?
NDMCは、日本を代表するマーケティングの専門家である早稲田大学の恩藏直人教授を中心に、きづきアーキテクトの長島聡氏および多くの成功を収めたマーケティング支持者たちによって設立されました。各業界のリーディングカンパニーが参加することで、データマーケティングの領域における国内最大級の研究が展開されています。大手飲料メーカーや交通インフラの代表、さらにはEC企業やメディアも参加し、幅広いデータを活用したマーケティング活動が進められています。
新たなマーケティングの課題
コロナ禍を経て、ますます強まる外出の機運の中、商業活動は新たな局面を迎えています。東横インの335店舗が保有する各エリアの最新マーケティングデータを基に、NDMCは「コロナ後の再開戦略」、「エリアマーケティング戦略」、「サステナブル戦略」という重要なテーマに取り組みます。具体的なデータ分析や実証実験に基づき、企業の課題を浮き彫りにし、希望するアクションを提案することを目指します。
東横インの期待
東横インの経営企画室の濱口洋二郎氏は、「従来の手法だけでは成果を上げることが難しくなっている。新しいマーケティング理論の構築を通じて、環境への配慮やSDGsなど、社会貢献にも繋がる課題を追求したい」と語っています。また、「この産学共同研究が新たな知見を得る貴重な機会として期待している」とも述べており、企業としても初の試みとなることに高い期待を寄せています。
まとめ
NDMCの産学連携研究において、東横インのような企業が果たす役割は非常に重要です。この新たな試みを通じて、データマーケティングの理論がどのように進展し、適用されていくのかが注目されます。これからの研究の成果が、企業の持続的成長へと繋がることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人次世代データマーケティング研究会(NDMA)
- 住所
- 東京都新宿区早稲田鶴巻町513番地早稲田大学121号館6階602B教室マーケティング・コミュニケーション研究所内
- 電話番号
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