公的支援シンポジウム
2024-01-09 13:25:18
公的支援活用シンポジウムが保険業界の未来を切り開く
公的支援活用シンポジウムが保険業界の未来を切り開く
2023年11月14日、東京都内で「第2回公的支援活用シンポジウム」が開催されました。このシンポジウムは、国や自治体による公的保障制度の利便性向上とその利用促進を目指して活動する公的支援協会が主催し、一般社団法人日本生産管理学会関東支部、株式会社JOAホールディングが共催する形で実施されました。また、保険業界の専門誌を発行する株式会社新日本保険新聞社が後援を行いました。シンポジウムには、会場とオンラインで150名以上の参加者が集まりました。
講演者による多様な視点の共有
シンポジウムの中心テーマは「保険・支援教育の充実・強化」であり、各分野の専門家がそれぞれの視点から講演を行いました。参加した講演者たちは、社会保障制度に関連する課題に対して真剣に取り組む姿勢を見せ、具体的な解決策を提案しました。中でも、社会課題や国民の不安が社会保障と密接に関わっているとの指摘は、今後の保険業界における議論の重要性を浮き彫りにしました。
「どうすれば社会保障制度を通じて課題解決に貢献できるのか」が一つのテーマとなり、公的保険制度と民間の保障の最適な組み合わせについての意見も多く寄せられました。保険代理店は、公的保険を補完する重要な役割を果たしており、適切なサービスを提供するための知識が求められています。さらに、誰もがアクセスできるオンラインでの情報提供や理解しやすいサービスが必要とされているとの声も強かったです。
講演プログラムの内容
基調講演には内外で高い評価を受ける専門家たちが登壇しました。まず、第一生命保険株式会社の特別顧問である渡邉光一郎氏が「Well-beingにつながる顧客志向経営」をテーマに講演し、その後、特定非営利活動法人日本FP協会専務理事で千葉商科大学教授の伊藤宏一氏が「金融教育と保険リテラシーの深化 -ウェルビーイングのためのリスクマネジメント再考-」というテーマで講演を行いました。
また、一般社団法人保険乗合代理店協会理事長の水野明氏は「公的保険制度の理解 -保険加入にあたって保険代理店に求められるもの-」について、さらに株式会社JOAホールディングCEOの久米泰貴氏が「公的保険・支援制度の活用 -誰もが取り残されない社会の実現のために-」というテーマでそれぞれ講演しました。
これらの講演を通じて、参加者たちは保険業界が抱える現状や今後の方向性について多角的な視点から学ぶことができ、共通認識を深めることができました。今後の保険業界が公的支援をいかに活用し、社会に貢献できるかが今後の大きなテーマとなるでしょう。
終わりに
シンポジウムは多くの利害関係者と専門家が一堂に会する貴重な機会であり、保険業界の進化に向けた議論が交わされました。実際に現場で働く専門家の意見を直接聞くことができた参加者は、これからの保険サービスの在り方について新たなインサイトを得られたことでしょう。公的支援を広く理解し活用することが、未来の保険業界においてますます重要になることは間違いありません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社新日本保険新聞社
- 住所
- 大阪府大阪市西区靱本町1-5-15第二富士ビル6階
- 電話番号
-
06-6225-0550