Noismの新たな挑戦
新潟を拠点に活動している舞踊団Noismは、2024年から2025年にかけて新たな公演『円環』を展開します。この公演では、振付家の金森穣と近藤良平が新作を手掛け、Noismのレパートリーも加えたトリプルビル形式でお届けします。
公演概要
新潟市民芸術文化会館を会場に、2024年12月13日から15日までの間に地方初演を行い、続けて福岡、滋賀、埼玉での公演を予定しています。各地の劇場が連携し、文化庁の助成を受けて実施される本公演は、Noismにとって重要な公演の一つとなります。
Noismの歩み
Noismは、2004年に日本初の公共劇場専属舞踊団として設立され、2024年4月には20周年を迎えます。この節目には、特別公演「Amomentof」が行われ、観客から高い評価を得たことは記憶に新しいです。振付、演出を金森穣が手掛ける新作『Suspended Garden』では、新たな視点を基に舞踏がどのように表現されるかが注目されます。
一方の近藤良平は、ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰しており、今次公演ではNoism1の振付を9年ぶりに担当します。彼の新作『にんげんしかく』には、若い舞踏家たちが出演し、新しい感覚の舞踏が繰り広げられます。
舞台の魅力
Noismの舞踏は、観客との深い関係を築くことが重視されています。舞台に立つ舞踏家たちは、多様な経験を持ち寄り、互いに信頼関係を築いて創作することで、独自の表現を生み出しています。特に『過ぎゆく時の中で』は、Noismの本拠地で初めて上演される作品で、過去の演目が新たな形で再解釈されます。このように、舞踏には過去と現在が交差する魅力が詰まっています。
各公演日程
- - 新潟公演: 2024年12月13日(金)~15日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
- - 福岡公演: 2024年12月22日(日) J:COM北九州芸術劇場
- - 滋賀公演: 2025年2月1日(土) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
- - 埼玉公演: 2025年2月7日(金)~9日(日) 彩の国さいたま芸術劇場
期待される舞台演出
Noismが一体となり、金森穣や近藤良平の独創的な演出がどのように舞台上で展開されるか、また新たな舞踏体験が飛び出すか、観客としても楽しみです。この公演を通じて、Noismがさらなる創作意欲を燃やし、より高い境地を目指していくことに期待が寄せられます。
是非、次の舞台に足を運び、その瞬間の舞踏を体感してください。舞踏家たちの熱い想いが込められた作品が、あなたを待っていることでしょう。
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