中小企業内定者研修の実態
2024-09-25 21:14:19

中小企業の内定者研修の実態調査、約7割が実施中!新入社員育成の重要な一歩

中小企業の内定者研修実態調査



株式会社レスポンドとアビリティ株式会社が共同で実施した調査によれば、採用活動を行う中小企業の約70%が内定者研修を行っていることが明らかになりました。この調査は、2024年の新卒採用を前にしたもので、内定者研修を行う企業の目的や内容、そして研修の質に関する傾向が浮かび上がりました。

調査の背景



リクルートワークス研究所によると、2024年卒業予定の大学生の求人倍率は1.71倍と、前年の1.58倍を上回りました。この数値はコロナ禍前の水準に近づき、企業の採用活動が活発化しています。しかしながら、大企業に比べてリソースが限られている中小企業では、内定者研修の実施に課題を抱えることも少なくありません。そこで、この調査が行われました。

調査結果の概観



調査の結果、内定者研修を実施している中小企業は71%にのぼり、主な理由は「社風や企業文化を早期に理解してもらうため」が最も多く、続いて「内定辞退を防ぐため」、「内定者間の繋がりを醸成するため」という回答が見られました。これは、企業が内定者を適切にサポートし、スムーズに新しい環境に適応できるようにすることを重視していることを示唆しています。

研修内容のトレンド



内定者研修で最も多く行われている内容は「ビジネスマナー研修」で63.4%を占め、次いで「業務に関する基本的な知識に関する研修」が61.7%となりました。これらの結果から、企業が新入社員に対して早期に即戦力化を図るための取り組みを行っていることがわかります。また、内定者研修を外部に委託している企業は約半数に達し、外部研修の質の高さがその理由として挙げられています。

外部委託のメリット



実際、内定者研修を外部委託する企業は50.2%であり、質の高い研修が実施可能であることがその最も大きな理由とされています。研修の成果に満足している企業も約8割に及び、外部の専門機関からの研修受講が企業にとって非常に有益である様子がうかがえます。

まとめ



今回の調査を通じて、中小企業における内定者研修の重要性とそれに伴う実施状況が浮かび上がりました。内定者研修の実施は採用成功の一環であり、社風や文化の理解を深めつつ、内定辞退を防止する役割を果たしています。また、質の高い研修を外部に委託することで、企業は新入社員をより効果的に育てていくことが期待されます。このような取り組みを通じて、今後の中小企業の成長がますます楽しみです。

  • ---

調査実施会社:
  • - 株式会社レスポンド
所在地:東京都千代田区九段南4-8-30 アルス市ヶ谷507
  • - アビリティ株式会社
所在地:京都府京都市右京区西院平町25番地 ライフプラザ西大路四条7階

サービスURL:
内定者研修サービス


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
株式会社レスポンド
住所
東京都千代田区九段南4-8-30-507アルス市ヶ谷 5階
電話番号
03-3239-0727

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。