生理疑似体験授業
2024-07-16 20:08:12

生理疑似体験で理解深める!森ノ宮医療大学が実践する画期的な鍼灸授業

生理の理解を深める、ユニークな授業!森ノ宮医療大学の鍼灸学科で生理疑似体験



大阪市住之江区にある森ノ宮医療大学では、医療技術学部鍼灸学科の仲村正子助教が担当する「応用鍼灸学Ⅰ」において、生理の理解を深めるためのユニークな授業を実施しています。

授業では、まず生理に関する基礎知識を○×問題形式で学び、その後、様々な生理用品の紹介と使用方法について解説が行われます。紙ナプキン、タンポン、吸収ショーツ、月経カップなど、多様な生理用品の存在とその適切な使い方を、男子学生だけでなく女子学生も改めて学ぶことができます。

特に注目すべきは、生理用品の体験です。紙ナプキンに水とジェルを染み込ませ、経血を再現し、男子学生に着用してもらうことで、生理中の身体的負担を実際に体感してもらいます。

実際に着用した男子学生からは、「違和感や不快感があった」「感情の変化や痛みも考えると、大変だと実感した」「月1回のペースで経験するのはストレスが溜まりそう」といった感想が聞かれ、生理に対する理解が深まった様子がうかがえます。

一方、女子学生からは、普段使用頻度の低い月経カップや吸収ショーツについて、「漏れる心配があるから使用していない」といった意見も聞かれました。

この授業を通して、学生たちは生理に関する知識を深め、女性に対する理解を深めるとともに、将来鍼灸師として患者さんと向き合う際に必要な共感力やコミュニケーション能力を育むことができます。

生徒の理解を深める実践的な授業



森ノ宮医療大学では、将来を担う鍼灸師の育成のため、様々な角度からの学びを提供しています。生理に関する知識は、鍼灸師として問診や施術を行う上で不可欠であり、患者さんの気持ちに寄り添うための重要な要素となります。

今回の授業は、生理を単なる生理現象として捉えるのではなく、女性にとっての負担や困難さを理解することで、患者さんへのより丁寧な対応を可能にすることを目指しています。

森ノ宮医療大学について



森ノ宮医療大学は、西日本最大級の医療系総合大学であり、看護学部、総合リハビリテーション学部、医療技術学部、大学院保健医療学研究科、助産学専攻科、附属病院などを擁しています。

各学部・学科では高度な医学教育・研究が行われており、専門領域を超えた横断的な医療教育プログラムを通して、チーム医療を実践する人材育成に力を入れています。

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まとめ



森ノ宮医療大学の鍼灸学科では、生理を疑似体験するユニークな授業を通して、学生たちの理解を深め、将来の鍼灸師育成に役立てています。この授業は、生理に関する知識だけでなく、患者さんへの共感力やコミュニケーション能力を育むための実践的な学びの場となっています。


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