Anaconda、サービス統合により新たな一元管理プラットフォームを提供開始

データ分析における先駆者であるAnaconda社が、2024年4月1日よりサービス統合を行うことを発表しました。株式会社アスクがプレミアムパートナーとして提携し、新しい一元管理プラットフォームへの移行が行われます。この変更によって、利用者はanaconda.cloudにアクセスするためのURLをanaconda.comへ移行することになります。これにより、サインインからコンテンツへのアクセス、チームや環境の管理が一つのURLで簡潔に実行できるようになります。

この新しいプラットフォームにおいて、重要なのは、4月1日以降はanaconda.cloudが利用できなくなる点です。3月31日までは引き続きanaconda.cloudへのアクセスが可能ですが、その後はすべての機能がanaconda.comに移行されます。この点について、特に社内でファイアウォールを使用している企業は注意が必要です。新しいURLへのアクセスを確実にするためには、ファイアウォールの許可リストにanaconda.comを追加し、既存のワークフローも新しいURLに合わせて修正する必要があります。

Anaconda Distributionは、オープンソースのソフトウェアディストリビューションで、特に従業員数が200名以下の企業や教育機関、研究機関、非営利団体等で無償で利用可能です。しかし、従業員が201名以上の企業の場合は有償ライセンスの購入が必要となります。無償の対象とされる団体でも、有償のAnaconda BusinessまたはAnaconda Enterpriseの機能を利用したい場合にはライセンスを購入することが可能です。

この新しいライセンスシステムについての詳細や、どのライセンスが適切か判断するためには、直接株式会社アスクに問い合わせることが求められます。具体的なライセンスの条件や利用方法については、Anaconda社の公式ウェブサイトでも確認することができます。