芝浦工業大学とREX BRANDがコラボ!新しいデザイン演習の課題
REX BRAND株式会社が、芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科の「プロジェクト演習18」において、学生に向けた新たな課題を提供することが発表されました。この演習では、学生たちは「専門領域への入口体験」をデザインすることをテーマに取り組むことになります。
課題の核心:価値の見方を変える
課題の副題は「ワインを起点に、価値の見方が変わる瞬間をつくる」となっており、学生はワインを通じて、物や体験が持つ価値の認識を深めることを目指します。主な目的は、ワインの知識を得ることではなく、価値観が変わる瞬間を体験し、それをデザインすることです。
現代における価値の探求
近年、AIによる効率化が進む中で、価格や機能だけでは測れない価値について再考する必要が出てきています。手間暇かけて淹れた一杯のコーヒーや、長く使い続けられる道具など、そこにはそれぞれの物語や背景があり、初めて触れる人にはその価値が伝わりにくい場合があります。この演習を通じて、学生たちはこうした価値がどのようにして人の心に響くのかを考察します。
学生たちに求められる成果
本演習の最終的な目標として、学生たちは以下の三つの提案を行うことが期待されています。
1.
価値の気づきジャーニーマップ:体験前の認識から体験中の気づき、さらには体験後の変化までを可視化したもの。
2.
入口体験のプロトタイプ:ワインの価値を引き出すための具体的な商品や仕掛け。例として、カードやツール、空間装置、体験キットなどが考えられます。
3.
体験コンセプトのプレゼンテーション:誰がどのようにその価値に気づき、知的好奇心がどう深まるかを説明した資料。
代表取締役 相澤詩香のコメント
相澤氏は、「価値あるものは初めて触れる人にとって難解であることが多いが、その接点をどう設計するかが重要だ」と述べています。学生たちの新しい観点から、どのようなアイデアが創出されるのか、大変楽しみにしていると語っています。
実施概要
この演習は、2026年の6月から7月にかけて行われ、オリエンテーションや中間発表、最終発表が行われる予定です。具体的な日程は以下の通りです。
- - オリエンテーション:6月11日
- - 中間発表:7月2日
- - 最終発表:7月30日
REX BRAND株式会社について
REX BRAND株式会社は、ラグジュアリーブランディングに特化したブランドコンサルティング企業です。企業や地域の歴史や価値を読み解き、特別な価値を持つブランドを育てる支援を行っています。また、教育活動として日本ラグジュアリー・アカデミーを通じたカリキュラムも展開。
相澤氏はフェラーリやロールス・ロイスといったラグジュアリーブランドでの経験を持ち、マーケティングやブランドマネジメントの専門家です。日本ソムリエ協会認定のワイン・エキスパート資格も有しています。
会社情報
この演習を通じて、学生たちは専門領域への理解を深めるとともに、新しい価値観を独自に創り出す力を育むことでしょう。