自分らしく生きる絵本
2024-10-16 15:05:49

自分らしく生きる力を育む絵本『だいじょうぶやさんのだいじょうぶ』

自分らしく生きる力を育む絵本『だいじょうぶやさんのだいじょうぶ』



2024年10月16日、パレードブックスから新たに登場する絵本『だいじょうぶやさんのだいじょうぶ』は、自分らしさを大切にすることの重要性を子どもたちに伝える物語です。著者の大浅田敬子さんが手がけるこの作品では、モンテッソーリ教育の考え方が散りばめられており、さまざまな「こまった」を抱える森の仲間たちの姿を描いています。

この絵本の中心となるのは、森にある小さなお店「だいじょうぶやさん」です。店長のムーくんは、さまざまな悩みを持つ仲間たちを迎え入れ、優しい笑顔で「だいじょうぶ」と声をかけます。飛ぶのが苦手なテントウムシ、歌が下手な小鳥、強くなれないライオンなど、仲間たちはみんな自分に自信が持てずにいました。しかし、ムーくんの存在によって、彼らは少しずつ自分自身を受け入れ、克服する力を得ていきます。

この物語は、ただ単に子どもたちに楽しさを届けるだけでなく、ありのままの自分を認め合うことの大切さを教えてくれます。「○○だから、できるはず」という固定観念とは異なり、「自分らしく、ありのままでだいじょうぶ」というメッセージを貫いています。この本を通じて、子どもたちが将来に向けての勇気を持ち、新たな一歩を踏み出してほしいという願いが込められています。

物語は、ムーくんが店を開くところから始まります。開店後、次々と訪れるお客様。それぞれのフラストレーションや不安を持っている彼らをムーくんが優しく助けていきます。「だいじょうぶ」なんて言葉に思わずほっとする子どもたちの姿が目に浮かびます。特に、最後にムーくんが子どもたちに向かって語りかける「きっときみもだいじょうぶ」という言葉は、心を打つメッセージとして響きます。

さらに、この絵本にはモンテッソーリ教育の要素が満載です。商品の並びや色彩の取り入れ方、さらにはストーリーテリングのリズムまで、すべてが考えられています。特に「ありのままでだいじょうぶ」というテーマが繰り返し現れることで、子どもたちに安心感を与えます。この絵本は、子どもたちにとって、まさに心の拠り所となることでしょう。

著者の大浅田敬子さんは、モンテッソーリ教育の第一人者として知られ、幼児教育現場での実績も豊富です。彼女は子どもたちが本来持つ自己肯定感を育むために尽力しており、その想いがこの絵本にも表れています。読んでもらう子どもたちが「だいじょうぶ」と思えるようになること、そして、楽しくリズミカルに聞いて成長しながら新たな一歩を踏み出せるようになることが期待されています。

多様性と自己肯定感を育むための絵本、『だいじょうぶやさんのだいじょうぶ』。子どもたちがこの本と出会うことで、自分らしく生きる力を感じ取ることができる、そんな素晴らしい作品となっています。中央のメッセージである「自分らしくありのままでだいじょうぶ」が、子どもたちに届いてほしいと願います。これからも、多くの子どもたちに笑顔を届けてくれることでしょう。


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会社名
株式会社パレード
住所
大阪府大阪市北区浮田1-1-8
電話番号
06-6485-0765

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