嬉野温泉に誕生する新たなスイーツ体験「ピエール・エルメ・パリ」

世界的パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」が嬉野に誕生

2025年8月1日（金）、佐賀県嬉野温泉に新たなスイーツの名所「ピエール・エルメ・パリ」がオープンします。
この店舗は、伝統的な旅館「和多屋別荘」内に位置し、地域の独特な文化とピエール・エルメの世界的なパティスリー技術が融合した、他にはない体験を提供します。

嬉野温泉とは？

嬉野温泉は、その美肌の湯で知られ、1300年以上の歴史を誇る温泉地です。美しい自然環境に囲まれながら、500年の歴史を持つ「うれしの茶」と400年の伝統を誇る肥前吉田焼という地域の資源が存在します。これらの文化は、和多屋別荘の革新的な取り組みの中核を成しています。

和多屋別荘は74年の歴史を持ち、地域文化に密接に関わりながら、数々の革新的なプロジェクトを展開してきました。2021年には「Made in ピエール・エルメ和多屋別荘」というコンセプトが登場し、さらにその流れを受けて2025年の新店舗オープンに至りました。

ピエール・エルメの哲学

「パティスリー界のピカソ」と称されるピエール・エルメ氏は、独自の菓子作りのスタイルを持ち、一切の妥協を許さない徹底した素材選びと精緻な技術を駆使しています。彼の作品は、見る者を魅了する美しさとともに、味覚の喜びを追求したものです。彼のモットーである「味覚の喜びだけが唯一の指針」に基づき、訪れた人々に心に残る美味しさと驚きを提供することを目指しています。

和の趣と洋のスイーツの共演

「ピエール・エルメ・パリ」では、嬉野の伝統工芸・肥前吉田焼と共同で、オリジナルの器にスイーツを盛り付けることにより、和洋の調和を楽しめます。また、有機茶農家「きたの茶園」と提携し、嬉野茶を使用したスイーツの展開も行われています。特に、嬉野茶マカロンは、地域の魅力を感じさせる人気商品で、友人や家族へのおみやげにもぴったりです。