ティオが掲げた挑戦と成功
兵庫県神戸市に本社を構える株式会社ティオは、最近、クラウド業務管理サービス「lagoona」を導入し、業務プロセスのデジタル化を果たしました。この取り組みは、従来のアナログ管理からの脱却を目指し、業務効率の向上と若手社員の成長を促進するという目的で行われました。
1. 背景にある課題
建設業界では、原材料費の高騰や若手社員の不足といった厳しい状況が続いています。特に、独立行政法人中小企業基盤整備機構の調査によれば、建設業のDX理解度は32%と低迷しており、デジタル化の波に乗り遅れている企業が多く存在します。ティオもその一つで、アナログ中心の業務が社員の成長を阻んでいました。
2. ラグーナ導入の決断
代表の向原氏は、業務のデジタル化を急務と考え、2024年問題を見据えてラグーナの導入を決定。導入から半年で全社員がこのツールを使い始め、2年後には事務作業の約30%を削減することに成功しました。これにより、より透明性のある業務環境が生まれ、若手社員のパフォーマンスを可視化できるようになりました。
3. 具体的な成果
ラグーナ導入後、ティオは以下の3つの具体的成果を挙げています。
- - 業務時間の大幅な削減: 以前はExcelを使っていた集計作業をシステム化した結果、業務時間が30%も削減されたのです。
- - 若手社員のモチベーション向上: データの可視化が進み、個々の進捗を客観的に評価できる体制が整いました。これにより、社員間の競争が生まれ、業績が向上しています。
- - アナログからの完全脱却: すべての業務がデジタルで管理されるようになり、見積の作成や資料の保存がスムーズに行えるようになりました。この変革は、ティオの社内文化として根付いています。
4. お客様の声
向原氏は、「システム化によてチーム全体に活気が出たと感じています。特に、若手社員が成長するきっかけが増え、以前よりも働きやすい環境が出来つつあります。」と評価しています。
5. 2024年問題とその未来
建設業界では、2024年に施行される時間外労働の上限規制や人手不足が深刻化しています。このような状況下で、アナログ業務からの脱却は避けられない課題と言えるでしょう。ティオのラグーナ導入は、単なるIT導入に留まらず、業務環境の根本的な改善を図るものです。現場での運用がしやすい形でのデジタル化を進め、今後も若手社員が持つポテンシャルを最大限に引き出すことが期待されています。
6. ラグーナとは
ラグーナはサイボウズ社のkintoneを基盤にして開発されたクラウド業務管理サービスです。シンプルな使い方でありながら、高度な機能を有しており、業務の効率化を実現しています。導入から運用までの伴走支援が豊富なのも、ティオが側面支援を受けられた要因です。
ティオの取り組みは、建設業界自体に新たな風を吹き込むものであり、今後の展開が非常に楽しみです。