公開講座「顕如」
2025-02-05 13:21:38

武蔵野大学で新作能「顕如」の世界を探る公開講座を開催

武蔵野大学における新作能の魅力を体験する公開講座



2025年2月13日(木)、武蔵野大学の武蔵野キャンパスにて、令和6年度第43回土岐善麿記念公開講座「土岐善麿 新作能の世界」が開催されます。入場は無料で、事前の参加申込も不要。多くの方々に新作能の魅力を直接体感していただく貴重な機会です。

講座の詳細



開催日・場所


  • - 日時: 2025年2月13日(木)14:00~17:00(13:30開場)
  • - 場所: 武蔵野大学 武蔵野キャンパス6号館雪頂講堂
東京都西東京市新町一丁目1番20号

講座の構成


公開講座は二部構成になっており、第一部では新作能「顕如」の一部として、間狂言と仕舞が上演されます。この上演を通じて、参加者は新作能の深い世界に誘われることでしょう。

続く第二部では、著名な登壇者たちが土岐善麿の作品について解説し、座談会を交えて語り合います。登壇者には、大蔵流狂言方の山本東次郎氏(人間国宝)や、歌人の馬場あき子氏(日本芸術院会員)などが名を連ね、土岐善麿が創作した数々の作品について深く掘り下げます。
また、武蔵野大学文学部の専門家たちが、土岐の新作能創作活動についても詳しく解説するセッションが設けられています。

新作能「顕如」とは



新作能「顕如」は、顕如上人の歴史的背景を元にした作品です。この新作能は、彼が織田信長の大坂石山略取に際し、軍師鈴木飛驒守重幸と共に戦った歴史を描いています。冒頭のアイの本願寺に仕える能力が登場し、作中の場面が顕如上人の没後数年後の法要の場面であることを伝えます。

演じられる間狂言や仕舞は、体験者にその場の緊張感を伝え、後場では浄土真宗の教義が色濃く描かれ、観客を浄土荘厳の景観に引き込むことでしょう。新作能が持つ伝統的な技法と現代的な解釈が響き合う瞬間を、ぜひ見逃さないでください。

土岐善麿の功績



土岐善麿は、明治18年に浅草に生まれた著名な歌人、作詞家、国文学者です。彼は新聞記者としても名を馳せ、駅伝の企画と名称を考案したことでも知られています。学問の場において男女の平等を重視し、さらには武蔵野女子大学(現在の武蔵野大学)の設立にも携わりました。新作能においても多くの作品を手がけさまざまな新たな表現を生み出しています。

参加方法・お問い合わせ



取材を希望されるメディア関係者は、武蔵野大学広報課へご連絡ください。個別のインタビューは承れませんが、講座の内容についての取材は可能です。

終わりに



武蔵野大学でのこの公開講座は、新作能の深層に触れ、土岐善麿の巨人の境地に触れる絶好の機会です。多くの方々の参加をお待ちしております。


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会社情報

会社名
学校法人武蔵野大学
住所
東京都江東区有明三丁目3番3号
電話番号

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