物品管理の新時代へ!
RFルーカス株式会社は、東京で開催された第20回自動認識総合展において、最新の物品管理ソリューション「P3 Finder SDK V2」と「P3 Mapper / AI」を発表しました。この新技術は、特に物流や小売業界での在庫管理に革命をもたらすものです。
P3 Finder SDK V2の特長
「P3 Finder SDK V2」は、RAIN RFID(UHF帯RFID)タグが付けられた物品の高速かつ高精度な検索を実現するためのソフトウェア開発キットです。このツールは、10メートル以上の距離でRFIDタグを読み取ることができ、その位置を正確に示すことで、ユーザーは商品を迅速に見つけ出せます。これは倉庫や店舗での運用効率を飛躍的に向上させる効果が期待されます。
特に、V2ではAndroid OS対応が実現され、複数のRFIDハンディリーダもサポートされるようになりました。この機能により、スマートフォンのセンサーを用いて、RFIDタグの位置をレーダー上に表示し、在庫の管理がさらに捗ります。
P3 Mapper / AIの新しいアプローチ
続いて紹介する「P3 Mapper / AI」は、RFID制御ソフトウェアとAI(深層神経ネットワーク)を活用した解析プログラムを組み合わせた物品位置管理システムです。このシステムは、オンプレミスまたはクラウド上で運用され、商品の搬出入をリアルタイムで高精度に把握することを可能にします。
例えば、倉庫内での商品がどの場所にあるのか、またはどのタイミングで移動したのかを常に把握し、在庫管理の効率を劇的に向上させることができます。特に、トンネルゲートなどの遮蔽や他の通過センサーを使用せずに、周囲のRFIDタグに反応することができるため、非常に実用的なアプローチです。
資金調達と今後の展望
これらの新商品開発の背後には、グリーベンチャーズ株式会社が運営するファンドを引受先として行われた第三者割当増資があります。これにより、RFルーカスは経営基盤を強化し、さらなるエンジニアやビジネス人材の採用を進めることが可能となります。また、業容拡大のために、8月には新たに港区赤坂にオフィスを移転しました。
超高齢社会が進む日本において、労働人口の不足という社会的課題に対して、RFルーカスは物品管理の効率化や省人化を実現することを目指しています。今後も新たなソリューションを開発し、機会損失の削減による売上向上に寄与することを目指して、挑戦し続けるでしょう。
詳細については、RFルーカス株式会社の公式ウェブサイトでご確認ください。
株式会社RFルーカス
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