DIORがジュネーブウォッチグランプリでの受賞を果たす

DIORの新たな偉業「ラデドゥディオールビュイソンクチュール」

11月13日、スイスのジュネーブで行われたジュネーブウォッチグランプリ（GPHG）2025において、ディオールの「ラデドゥディオールビュイソンクチュール」が実績を上げました。この美しいタイムピースは、多くの参加者の注目を集め、見事に「THE PRIX DE LA MONTRE JOAILLERIE」賞を受賞しました。

この受賞作は、スイスの卓越した時計製造の技術とメゾン・ディオールのジュエリーにおける伝統技術との見事な融合を体現しています。このウォッチは、ディオールファインジュエリーのクリエイティブディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛け、そのデザインには創業者であるクリスチャン・ディオールの植物や庭園に対する情熱が色濃く反映されています。

デザインの魅力

「ラデドゥディオールビュイソンクチュール」の文字盤は、ピンクゴールド製で、精緻なカッティングの宝石がふんだんに使われています。この巧妙な工夫により、華やかさの中にも立体感のある存在感が生まれています。特に、ピンクのグラデーションをしっかりと描くルビーやピンクサファイア、そして輝きを放つダイヤモンドで形作られた花モチーフは、何とも言えない美しさを醸し出しています。

さらに、ケースバックにはピンクサファイア、ルビー、ダイヤモンドで繊細な花々が描かれ、洗練されたエレガンスが際立っています。リューズも美しく装飾されており、宝石で模られた花モチーフを付け加えることで、ディオールの夢と自然美を称える傑作となっています。

この作品は、自然界の美しさをそのままに、ディオールが誇る魔法の世界を表現したアートピースとも言えるでしょう。

ジュネーブウォッチグランプリについて

ジュネーブウォッチグランプリは、安全で高品質なスイス製の時計を推進し、世界中の時計愛好家やコレクターにその魅力を広めることを目的としたイベントです。毎年、世界中から集まった革新的な時計ブランドやデザインが一堂に会し、お互いの技術と美的感覚を競い合います。その中で受賞することは、各ブランドにとって大きな名誉と栄光を意味します。

ディオールは、ファッションやビューティーだけでなく、時計においてもその影響力を見せつけています。これからも、ディオールの新たな可能性を追求し続ける姿勢に期待が寄せられています。