日興フロッギー調査:配当金への期待と現実、理想は年間100万円超え!
「日興フロッギー」を運営するSMBC日興証券株式会社が実施した「株の配当金に関する調査」の結果が発表された。調査は、インターネットアンケートで、投資や資産運用をしている430名を対象に行われた。
調査結果によると、投資家の7割が配当株に投資しており、そのうち4人に1人が「1万円以上5万円未満」の配当金を受け取っていることがわかった。しかし、半数近くは5万円未満の配当金にとどまっているという現実も明らかになった。
では、投資家は配当金にどれほどの期待を抱いているのだろうか?調査では、理想の配当金水準について質問したところ、4人に1人が年間100万円以上の配当金収入を希望していることがわかった。
一方、現状では、配当利回りは平均3.8%と、理想の5.4%には届いていない。配当株を選ぶ際に重要視される項目としては、「配当利回り」に加え、「企業の業績見通し」「配当性向」なども重視されているという。
投資家の多くは、配当金収入を「再投資用の資金」として活用している。その他には、「自分のおこづかい」「特に決めていない」といった声も挙がっている。
調査では、金利上昇の影響を受けて、住宅ローンの状況についてもヒアリングが行われた。住宅ローンを設定している人の約半数が変動金利型を選択しており、金利上昇への対策として「前倒しで返済する予定」という回答が半数を占めた。
今回の調査結果は、投資家の配当金に対する期待と、現状のギャップを浮き彫りにした。今後、投資家は、配当利回りの高い銘柄はもちろん、企業の成長性や財務状況なども考慮し、投資戦略を立てる必要があるだろう。
日興フロッギーとは?
「日興フロッギー」は、SMBC日興証券株式会社が提供する、記事から株が買える投資情報サービスである。初心者から経験豊富な投資家まで、幅広い層に利用されている。
まとめ
日興フロッギーの調査では、投資家の多くが配当株に投資していることが明らかになった。理想の配当金は年間100万円以上という声も挙がっているが、現状では5万円未満と、期待と現実の間に大きなギャップがある。
投資家は、配当金収入を最大限に活用するため、投資戦略を見直す必要がありそうだ。