プロシードと都築電気、コンタクトセンターの「CX向上」を支援
株式会社プロシード(東京都中央区)と、都築電気株式会社(東京都港区)の連携による新たなプロジェクトが始まりました。この取り組みは、顧客体験(CX)の向上を目的とし、両者の専門知識を融合させたものです。具体的には、コンタクトセンターの高度な管理と技術の強化を組み合わせ、業界の課題に挑んでいくとしています。
コンタクトセンターの変化
昨今、コンタクトセンターはただの問い合わせ窓口から、顧客体験を向上させるための重要な機能へと進化しています。顧客のニーズは多様化し、電話以外でもチャットやメールによる問い合わせが増加しました。さらには、AIの導入やCRMツールとの連携によって、カスタマーサービスの在り方が劇的に変わりつつあります。
また、労働人口の減少に伴うオペレーション人材の確保の難しさや、オペレーターが直面するカスタマー・ハラスメントへ対する対策も急務です。これらの課題を解決するため、プロシードと都築電気は力を合わせて改革を進めるというわけです。
協業のポイント
この協業では、プロシードが持つセンターマネジメントに関する深い知見と、都築電気のICTやシステムインテグレーションに関する強みを活かすことで、より具体的な課題解決を目指します。特に、コンタクトセンターの運営における課題の可視化と改善に向けた具体的な施策が期待されています。
サービスの詳細
1.
アセスメントサービス
プロシードと都築電気は、運用状況の可視化から改善提案まで行うアセスメントサービスを開始します。このサービスでは、業務のフローや運営体制について多角的にヒアリングを行い、グローバル基準と照らし合わせた信頼性の高い改善策を提案します。
2.
アウトバウンドコールサービスパック
2025年12月からは、都築電気のデジタル技術を活用したアウトバウンドコールサービスパックが提供される予定です。これにより、インサイドセールスやカスタマーサクセスの変革を実現します。
企業理念と今後の展望
両社は、自身の専門性を生かしつつ協力し、コンタクトセンター業界のさらなる改革を進める意向です。都築電気はICTソリューションを駆使し、様々な業種の企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。一方、プロシードはコンタクトセンターのパフォーマンスマネジメントの専門家集団として、日本国内で唯一COPCの認定代理店としての役割も果たしています。
今後、両社の協力により、顧客体験がより向上することが期待されると同時に、業界全体の成長にも大きく寄与することでしょう。本プロジェクトの進展を期待すると共に、コンタクトセンター業界の未来に目が離せません。