日本初、自然共生サイトへの認定
東急不動産株式会社と東急リゾーツ&ステイ株式会社が、長野県にある「東急リゾートタウン蓼科」と「タングラム斑尾東急リゾート」の2つのリゾート施設について、地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」として新たに認定されたことが発表されました。これは、その名のとおり、企業の取り組みにより生物多様性の保全が行われている区域とされており、環境省によって法制化されたこの制度のもとでの初認定です。
東急リゾートタウン蓼科の特徴
「東急リゾートタウン蓼科」は、長野県茅野市に広がる660ヘクタールの広大な敷地の一部が国定公園に指定されています。この地域の自然環境は、森林経営計画に基づいた適切な管理がなされ、豊かな生物多様性を保持しています。令和5年にもこの地域の草原に生息する特有の動植物が評価され、自然共生サイトとしての認定を受けた経緯がありますが、今回の法制化に伴う移行認定にはより一層の意義があります。
昨年の7月には、英国の手法を参考にした生物多様性の定量化手法を用いて高評価を得たこともあり、これを基に今後も実効性のあるネイチャーポジティブの取り組みを進めることが期待されています。
タングラム斑尾東急リゾートについて
「タングラム斑尾東急リゾート」は、長野県上水内郡信濃町に位置する複合リゾート施設で、ホテル、ゴルフ場、スキー場などが揃った場所です。標高1100メートルのテラスからは美しい野尻湖や北信五岳の景色が望め、特に紫色のラベンダーが広がるグリーンシーズンの眺望は圧巻です。また、スキーシーズンには北信地域の特有のパウダースノーを楽しむことができ、多様な自然体験が楽しめます。
この施設内のスキー場「タングラムスキーサーカス」は、国内のスキー場で初めて生物多様性保全に関する認証「G認証」をAAAランクで取得しており、他の施設と一線を画す取り組みがなされています。新たに自然共生サイトとしての認定を受けたことで、さらなる活動が期待されています。
環境との共生を目指す取り組み
これらのリゾート施設は、周囲の自然環境を保護しながら、訪れるお客様にもその価値を伝える活動を行っています。東急不動産ホールディングスグループ全体で環境経営を重視し、「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」を軸とした取り組みを強化しています。2030年までに事業地面積の40%を保全するとの目標も掲げており、その進捗が注目されています。
体感型サステナブルリゾート
これらの施設は「体感型サステナブルリゾート」として、環境、体験、地域に基づいた持続可能な空間や体験を提供しています。客が楽しむ中で、地球や地域への貢献を意識できるコンセプトは、新たな観光形態としての評価を受けています。これからも環境と共生しながら、持続可能な更なる発展を目指す姿勢には注目です。
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